アビリットがクリエイションをグローリーに譲渡、グローリーリンクスとナスカは合併

アビリットは11日、同社の100%子会社(非連結)であるクリエイションカードの全株式を、8月1日付でグローリーに譲渡することを発表した。なお、アビリットのプリペイドカード関連事業は、8月1日の会社分割によりクリエイションカードに承継されることから、同社のプリペイドカード関連事業の全てがグローリーに譲渡されることとなる。

また、グローリーでは同日、同社の連結子会社であるグローリーリンクスとナスカの合併を決議した。ナスカを存続会社とする吸収合併方式で、合併期日は10月1日。どちらもグローリーの100%子会社のため、合併比率の取り決めはない。現金処理等を中心とした周辺機器事業を行なうグローリーリンクスと、プリペイドカード事業を行なうナスカとを合併することで、経営資源の効率化と顧客対応力の強化を図る。
合併後の社名は「グローリーナスカ株式会社」で、代表取締役社長には小形嵐氏(グローリーリンクス社長)が就任する。