設定C+ウッテミタ『バンバンクロス』 〜ビタ押し1000本ノックの果てに〜
▼機種情報『バンバンクロス』
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設定C再び!
『3×3EYES 〜聖魔覚醒〜』(2017年)で搭載し、その特異性で回胴界をザワつかせた設定C。
データを見れば一目瞭然ということから、イベント規制後も数少ない集客手段として連日設定Cを入れていた店もありました。
▼機種情報『3×3EYES 〜聖魔覚醒〜』
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『3×3EYES 〜聖魔覚醒〜』スペック表 | ||||
設定 | BB確率 | CB確率 | ボーナス合算 | 出玉率(完全攻略) |
1 | 1/337.8 | 1/489.1 | 1/199.8 | 100.6% |
2 | 1/321.3 | 1/461.5 | 1/189.4 | 102.6% |
C | 1/682.7 | 1/99.9 | 1/87.1 | 109.7% |
5 | 1/306.2 | 1/397.2 | 1/172.9 | 106.5% |
6 | 1/303.4 | 1/313.6 | 1/154.2 | 110.2% |
これはサザンのスペック表です。
設定Cと設定6の出率はあまり変わりませんが、確信できる設定Cとはっきりしない設定6とでは狙う価値が全然違います。
設定6より設定C。これはサザン攻略の常道です。
設定6はCB確率が設定Cほど高くなくビタ押し頻度がそう多くないため期待値のブレはそれほどありませんが、設定6を確信できる場面なんてそうそうありません。
となると設定1を打たされる時間も多くなりますから、ならわかりやすい設定C狙い一本となるわけです。
通常の思考ではこうなりますが、逆に設定5や6をひっそり入れていてそれを自分以外は知らないという店ならそれはそれでオアシスに。
それで喰ってた人もいるのかもしれません。
6枚交換店とかなら現実的にありそうですな。
ただ、回しすぎると目立つのでカモフラージュが必要かと。
ひっそりこっそり長期運用するにはそれなりに気を遣うわけですが、今のご時世すぐにオイシイ情報は浸透しますので、抜けるときに抜いてくスタイルゆえ、そんなおいしい状況を長期間放置なんてあまりないんでしょうな。
このサザン以降、特徴的な挙動を取る設定○がたま〜に登場してきました。
『ハナビ通』の設定Hや『タロットエンペラー』の設定5・6などなど。
スランプグラフを見れば丸わかりなだけに、この手の設定はアピールしたい店にはもってこいなんです。
で、このバンバンクロス。シリーズ機としては3作目となります。意外? まぁそうかもしれません。
4号機中期を経験しているプレイヤーなら知っているかもというレベルの古い名ではあります。
シリーズ1作目は『バンバン』。
1999年の登場です。業界初のシフト持ち越し機能を搭載し、リプレイハズシをすればBB中の小役ゲームを30Gフルに活用できるという画期的なマシンでした。
4号機のノーマルタイプと言えば、何ゲームまでリプレイハズシを引っ張るか、保険ハズシをどこまでやるかなど悩みどころではありましたが、このバンバンはその悩みを解消してくれたわけです。
さらに、BB中ビタ押しをすることで10枚役を15枚役で獲得でき、設定1でも出率100%超を実現していました。そのあたりのゲーム性は今作にも脈々と受け継がれています。
シリーズ2作目は『バンバンダッシュ』。
登場は2003年。
ボーナス+AT機へと生まれ変わり、AT「ビッグバンドライブ」は1G純増約4.2枚。
1G純増こそ周りの爆裂AT機より少なめですが、ATの1セットは20G・50G・100Gまでの振り分けがあり、1回の初当たりで最大30セットまでの連チャンが期待できました。
5枚役からのエクストラステージ突入などもあり、瞬発力は相当なものでした。
そして、
シリーズ3作目となるのがこの『バンバンクロス』。
6号機のノーマルタイプです。
ボーナスは最大259枚のBBと最大112枚のCB。RTなどの付加機能はありません。
まずは、スペックを見ていきましょう。
『バンバンクロス』スペック表 | ||||
設定 | BB確率 | CB確率 | ボーナス合算 | 出玉率(完全攻略) |
1 | 1/324.4 | 1/324.4 | 1/162.2 | 100.0% |
C | 1/762.0 | 1/104.5 | 1/91.9 | 105.8% |
5 | 1/278.9 | 1/322.8 | 1/149.6 | 106.5% |
C+ | 1/697.2 | 1/95.0 | 1/83.6 | 111.8% |
設定は4段階。
設定Cに加え設定C+が存在します。どちらもCB確率が高く、打ち始めて数時間もすればその挙動から特定は可能でしょう。
設定Cの出率がサザンよりだいぶ下がったのは残念ですが、その代わりにC+があるので掴みたいのは設定C+のほうになります。
設定5狙いは設定1と区別できないので、BBとCBの出現率に目を向けCとC+を意識した立ち回りになってきます。
通常時の小役確率その1 | |||||||
設定 | ベルA | ベルB | ベル合算 | シングルバンバン | 赤チェリー | 桃チェリー | 共通チェリー |
1 | 1/6.8 | 1/38.1 | 1/5.74 | 1/40.55 | 1/107.61 | 1/107.61 | 1/280.07 |
C | 1/7.1 | 1/38.1 | 1/5.98 | 1/132.66 | 1/132.66 | 1/164.66 | |
5 | 1/6.6 | 1/32.1 | 1/5.44 | 1/102.72 | 1/102.72 | 1/202.27 | |
C+ | 1/7.2 | 1/32.1 | 1/5.88 | 1/119.16 | 1/119.16 | 1/153.84 |
これは通常時の小役確率。
ベルは内部的にAとBが存在し、ベルAのみボーナス重複が期待できます。
ベルAは代表的な小役狙い手順「赤チェリー落とし」で打っていると斜めに揃います。
チェリーは赤チェリー、桃チェリー、共通チェリーが存在し、ボーナス重複が期待できるのは共通チェリーのみです。
50枚あたりのゲーム数は、設定1で約44.7G、設定Cで約42.9G、設定5で約47.9G、設定6で約43.9G。
通常時の小役確率その2 | ||||||
設定 | クロスバンバン | 中段チェリー | 1枚役A | 1枚役B | 1枚役C | 1枚役D |
1 | 1/4096.00 | 1/32768.00 | 1/1310.72 | 1/1820.44 | 1/1057.03 | 1/762.05 |
C | 1/5461.33 | 1/504.12 | 1/564.97 | 1/546.13 | 1/478.36 | |
5 | 1/4096.00 | 1/1560.38 | 1/1008.25 | 1/1310.72 | 1/829.57 | |
C+ | 1/5461.33 | 1/21845.33 | 1/555.39 | 1/508.03 | 1/606.81 | 1/312.08 |
この表はすべてボーナス重複確定の小役です。
クロスバンバンは演出「クロスチャンス」が発生し、CB中と同じ打ち方をすればバンバンがダブルラインで揃います。
ちなみに、クロスバンバンは赤BBが確定です。
4種類ある1枚役の構成は
●1枚役A……「黒BAR・黒BAR・7」
●1枚役B……「7・BANGBANG・黒BAR」
●1枚役C……「BANGBANG・BANGBANG・黒BAR」
●1枚役D……「BANGBANG・黒BAR・7」
となっています。
ボーナス単独確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/32768.0 | 1/32768.0 | 1/3276.8 |
C | |||
5 | 1/8192.0 | ||
C+ |
ボーナスは小役との重複がメイン。
単独成立はレアです。
小役別ボーナス期待度 | ||||
設定 | ベルA | シングルバンバン | 共通チェリー | リプレイ |
1 | 0.08% | 1.49% | 33.33% | 0.20% |
C | 0.50% | 0.29% | ||
5 | 2.35% | 0.20% | ||
C+ | 0.09% | 0.50% | 0.38% |
これは小役別のボーナス期待度です。
「ベルA+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/16384.0 | 1/16384.0 | - |
C | |||
5 | |||
C+ |
「シングルバンバン+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/4096.0 | 1/8192.0 | - |
C | 1/16384.0 | 1/16384.0 | |
5 | 1/4096.0 | 1/2978.9 | |
C+ | 1/16384.0 | 1/16384.0 |
「ダブルバンバン+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/4096.0 | - | - |
C | 1/5461.3 | ||
5 | 1/4096.0 | ||
C+ | 1/5461.3 |
「共通チェリー+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/3640.9 | 1/3276.8 | 1/1638.4 |
C | 1/8192.0 | 1/8192.0 | 1/574.9 |
5 | 1/3640.9 | 1/2730.7 | 1/993.0 |
C+ | 1/8192.0 | 1/3276.8 | 1/574.9 |
「中段チェリー+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/65536.0 | 1/65536.0 | - |
C | |||
5 | |||
C+ | 1/65536.0 |
「1枚役A+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/6553.6 | 1/6553.3 | 1/2184.5 |
C | 1/21845.3 | 1/21845.3 | 1/528.5 |
5 | 1/6553.6 | 1/6553.6 | 1/2978.9 |
C+ | 1/21845.3 | 1/32768.0 | 1/580.0 |
「1枚役B+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/6553.6 | 1/6553.6 | 1/4096.0 |
C | 1/21845.3 | 1/21845.3 | 1/595.8 |
5 | 1/6553.6 | 1/2621.4 | 1/2184.5 |
C+ | 1/21845.3 | 1/32768.0 | 1/528.5 |
「1枚役C+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/6553.6 | 1/5461.3 | 1/1638.4 |
C | 1/16384.0 | 1/21845.3 | 1/580.0 |
5 | 1/6553.6 | 1/5461.3 | 1/2340.6 |
C+ | 1/16384.0 | 1/32768.0 | 1/642.5 |
「1枚役D+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/3640.9 | 1/3276.8 | 1/1365.3 |
C | 1/16384.0 | 1/21845.3 | 1/504.1 |
5 | 1/3640.9 | 1/3276.8 | 1/1598.4 |
C+ | 1/16384.0 | 1/32768.0 | 1/321.3 |
「リプレイ+ボーナス」の確率 | |||
設定 | 赤BB | BANGBANG BB | CB |
1 | 1/13107.2 | 1/13107.2 | 1/8192.0 |
C | 1/4096.0 | ||
5 | 1/8192.0 | ||
C+ | 1/2730.7 |
「小役+ボーナス」の実際の確率です。特に赤文字のところは設定1と設定5、設定Cと設定C+を判断するのにポイントとなってくるところです。
シングルバンバンからのBANGBANG BBが多いなら設定1よりも設定5の期待度がアップし、共通チェリーからのBANGBANG BBが多いほど設定Cよりも設定C+の期待度がアップします。
ちなみに、中段チェリーからCBなら設定C+が確定します。
続いて、CB中の小役確率を見てみましょう。
CB中の小役確率 | |||||
設定 | ダブルバンバンA | ダブルバンバンB | ベル | チェリー | ハズレ |
1 | 1/3.3 | 1/5.0 | 1/3.7 | 1/32.8 | 1/5.0 |
C | 1/2.6 | 1/4.8 | 1/5.9 | ||
5 | 1/3.3 | 1/5.0 | 1/3.7 | ||
C+ | 1/2.6 | 1/4.8 | 1/5.9 | 1/24.0 |
設定Cと設定C+ではチェリー確率に差があります。
CB1回で8G以上のサンプルが得られ、CB回数は1日打てば100回に近くなりますから、それなりの信頼度となるはずです。
その店が設定Cを入れたのか、設定C+を入れたのか判別したいときは要チェックです。
また、CB中はクロスチャンス演出発生時に挟んでダブルテンパイさせ、中リール中段にバンバンをビタ押ししますが、目押しミスったのに揃ったという経験ないでしょうか。
これはダブルバンバンが内部的にAとBの2種類が存在し、Bのほうはビタ押しじゃなくてもアシストが発生しダブル揃いにしてくれるためです。
中リールに狙う代表的な「7・バンバン・7」の場合、ダブルバンバンBが成立なら、2or3コマ早く押してもダブル揃いになってくれます(2コマアシスト)。1コマ手前で押したときはアシストが発生しないというところがミソですが、黒BARの前後にあるバンバンも同様に3コマアシストが発生します。
ただし、これはあくまでもダブルバンバンが成立しているという条件での話です。そもそもダブルバンバンBが成立していなければこのアシストは発生してくれませんので、クロスチャンス演出時はビタを目指すのが当然の流れです。
その際、うっかり早く押してもたまに揃ってくれるというアシストを頭に入れておけばプレッシャーを和らげてくれますから、覚えて置いて損はないはずです。
以上、内部数値の紹介となります。
個人的には、設定C(+)かそれ以外か重要で、設定C(+)なら続行、それ以外ならヤメるが基本路線です。
ただし、BB終了時の画面で設定1を否定した場合には設定5と考え続行することも想定しています。
BB終了画面はこんな法則があります。
これは基本パターン。
ルンルンは高設定示唆。
バンバンとルンルンなら設定C以上が確定。
これは設定上げが確定。
歴代機種のヒロイン登場は設定C+が確定。
出現時はシマ全体に響き渡る効果音も発生。
とまぁ、こんな感じで特定役やBB終了後に目を光らせ、設定を推測するという流れになります。
続いては、導入直後の実戦模様について。
設定Cを狙うこと数日目。
この日もとりあえず朝イチはバンバンクロスへ。もうね、連日狙っているとツモるまで引き下がれないわけですよ。
店の傾向的にはいずれ入れてくるはずなので、あとはいつ入れてくれるか。我慢比べ。設定Cを否定しても大負けしないどころか、勝ち逃げもあるので安心して朝から狙えるのがこの機種のいいところ。
懐に優しいベースの高さも魅力的ですから。
投資1000円、6G目。いきなり赤BB。
狙いの設定CはBB確率が極端に低く、初っ端にBBが出てくるだけでテンションが下がる。
まぁでもしょうがない。今日もさっさと勝ち逃げか。
次のボーナスは60GでCB。
そしてその次は10GでCB。テンションが上がる。
もしかしてツモっちゃった!?
しかし、そこからハマるハマる。
次のボーナスは、撤退もよぎり始めた389G目、CB。
追加投資3000円。
設定1でも出率は100.6%もある。
もし仮にCだった場合、捨てたときのダメージはでかい。
日に日に設定Cの期待は高まるので、前日よりも粘って確信を持ってヤメたいところ。
そう思っていると、その後、28G、CB。68G、CB。47G、CB。24G、CB。勝舞あり! ドンドン!
あとはブン回すだけ。
ビタ押しにひりつきながら、設定Cを楽しませてもらいましょうかね。
ほどなくして、シマ全体に響き渡るような甲高い効果音が発生。
BB終了時のこと。獲得枚数をメモっていたところで不意の告知音。
ま、ま、まさかの設定C+確定画面。
えー、C+だったんかい! そんな大盤振る舞いなんて、完全に想定外。
この店、入れても設定5までと思っていたのに……。
これにはビックリ。この店の評価もぐーんとアップ。
そして、周りにバレないようボリュームをさらに下げましたとさ。
ブン回した結果。8645G、BB19回(1/455.0)、CB84回(1/102.9)、回収3268枚。BBのヒキ強に助けられこんなに出たけど、恐らく数百枚はロスしていると予想。
ボーナス中のビタミスはしょうがないとして、ダブルテンパイさせるのをミスしたりと凡ミスが結構多かった。反省。
終盤になるほど打ち慣れてミスは減ったものの、1日トータル1000回のビタ押しは相当ハード。
ディスクアップがやさしく思えるくらい。
それにしても設定C+はBBが引けないだけに、BB終了時の設定示唆はかなり強い印象ですな。
設定C+確定画面が2回、バンバン&ルンルンの設定C以上確定画面が何度も出現し、後日設定Cを打ったときとは全然別物の感じ。
設定Cのときは基本パターンがほとんどでしたから。
しかしまぁ、緊張感を緩める場面が少なく、打ち切ったあとの満足感は半端ない。
というのは、ディスクアップの場合だと同色BBを揃えたらビタをミスらないよう姿勢を正すけど、このバンバンクロスは平均5分に1回くらいでボーナスに当たるもんだから、姿勢を緩めている暇がない(笑)。常に背筋をピンしたいい姿勢で打ち続けたので、満足感とは対照的に疲労感はかなりのもの。
だがこれがいい。サザンアイズに比べ設置店も少なく設定C(+)なんてそうそう打てるもんじゃないから。
打っていて、いくつか気付いた点があるので、それをご紹介して終わりにしたいと思います。
このバンバンクロス、ついビタ押しの部分にスポットが当てられるけど、それ以外の部分も結構重要です。
通常時の打ち方
まず、通常時のロスについて。
小役の取りこぼしはもちろんのこと、設定C(+)となると1日100回のボーナスが引けるため、ボーナスの察知とスムーズに揃えることが重要となってきます。
通常時のオーソドックスな小役狙い手順として、左リールに「白BAR・赤チェリー・白BAR」を狙いますが、この赤チェリーを中段or下段に押すのがベスト。
というのは、ボーナス確定の1枚役A「黒BAR・黒BAR・7」成立時は黒BARが上段までスベってくるので、中リールに黒BAR、右リールに7を狙えば1枚を獲得できるからです。
1枚役Aの確率は設定Cで504.12分の1、設定C+で555.39分の1と低めですが、それほど手間ではありませんからうっかり取りこぼさないよう注意したいところです。
なにより、ボーナス中のビタをミスってもあのとき1枚取ってるから多少の慰めにもなりますからね。ちなみに1枚役AはほぼCBなので次のゲームはCB狙いで大丈夫です。
また、左リール下段にチェリーが停止したときも、適当打ちは厳禁です。
基本的には中&右リール適当打ちでいいんですが、右に特定箇所を狙うことでチェリー重複のリーチ目が出現することがあります。
そうなれば、次のゲームは1枚がけでボーナスを狙いにいけるので効率的です。
チェリー時は、右リールに黒BARを狙って、中段に黒BARが停止すればリーチ目となります。
ただし、ボーナス重複時でもリーチ目が止まらないこともありますのでご了承を。
リーチ目や演出でボーナスを察知したら、次のゲームは1枚がけ。中押しで「ベル・リプ・7」をビタ押しし、そのままビタ止まりしたなら左リールに7を、右リールに黒BARを狙い、基本的にCBから狙っていきます(設定CやC+が前提)。
揃わなければ次のゲームは各リールに7を狙います。
中リールでBANGBANGがスベってきた場合は、左&右にBANGBANGを狙えば揃うので、最短2Gですべてのボーナスが揃えられます。
この最速手順のポイントとしては、ボーナス重複小役にも注目するとさらに効率を高められます。
例えば、ダブルバンバンなら赤BBが確定のためCBを狙わず赤BB狙いでいけますし、シングルバンバンからのボーナスならBBなので1Gで両方のカバーが可能です。
また、強めの演出発生時は、中押しでボーナスをブッ込むのもアリです。
やり方は、まず中リール枠上付近に「7・バンバン・7」を狙います。
中リールの停止型別対応役は、
・停止型1「7・バンバン・7」……対応役はバンバン。右リール適当打ち後、左リールテンパイラインにバンバンを狙う。
・停止型2「7・ベル・リプ」……対応役はベルor赤チェリーor桃チェリーor共通チェリー。右リール適当打ち後、左リールにいずれかのチェリーを狙う。
・停止型3「ベル・リプ・バンバン」……対応役はリプレイ。左&右リール適当打ち。
・停止型4「バンバン・7・ベル」……対応役はハズレorボーナス。左リール下段に7をビタ押しし止まればボーナスなので右リールに黒BARを狙う。
このブッ込み打法はスピード優先となり、順押しで取れていた1枚役Aは取れなくなりますが、取れていた1枚役Aの確率が500分の1程度なのとボーナス無抽選状態を1Gでも減らすという意味ではこの中押しブッ込みはありだと考えています。
通常時の演出モード
演出モードは、ノーマルモード、小役告知モード、チャンス役告知モードの3種類がありますが、一番しっくり来たのは小役告知モード。
あのピンク色のキャラ、ルンルンが宇宙空間に浮かんでいるモードです。
消灯を含むなんらかの演出が発生すれば小役以上が確定し、演出矛盾などでボーナスを察知できることが多いからです。
ボーナス成立時にリーチ目が出ないこともありますからね。
また、リプレイ重複ボーナスなど察知しにくいものでも強めの演出が出たりしますから。
最初はチャンス役告知モードが効率的かなと思っていました。
というのは、レバーで予告音が発生したときのみチェリーやバンバンをケアすればいいためです。
なので、最初はしばらくこのモードで打っていましたが、打ち進むにつれ演出なしでリーチ目がズドンというパターンが目立つようになりました。
このモードは違和感発生でボーナス確定となりますが、違和感での察知はそれほど多くなく(気付けていないだけ?)、ボーナスを成立ゲームでブッ込んでいくというスピードさにおいては小役告知モードのほうが良さそうだなと結論に至りました。
CB中の白ナビ
CB中は、登場キャラで成立役のナビが発生しますが、白ナビはチェリーorハズレに対応しています。
なので、左リールにチェリーを狙うわけですが、赤チェリーなら15枚、桃チェリーなら4枚となり、うっかり桃チェリーを狙うと11枚損してしまいます。
白ナビ発生時は、白BARに挟まれた赤チェリーを狙うことをお忘れなく。
ビタアシストなど優しい一面を見せつつ、こういった厳しさを併せ持つ大都技研、嫌いじゃないです。
とまぁ、ビタ押し以外にもいろいろやり様がある本機ですが、設定Cを掴んだら最後、ビタ押し1000本ノックが待っています。
「ミスするのは当たり前」と楽しむ余裕を持ちつつ、多少ミスったところでそれなりの期待値があると前向き捉えるのがいいんじゃないでしょうか。
後日、午後から設定Cを拾うこともできました。約3000GでBB1回、CB29回。1000枚ほど吸い込まれていました。
BBの引けなさに加えビタ押しミスによるダメージの蓄積が離席に繋がったと考えています。序盤からミスを連発するとテンションが下がるのはわかりますから。
けど、掴んだら閉店コースの覚悟がないとこの設定Cは打てません。
その店に到着した時点でいつも見かけるハイエナ君たちがいたので店舗移動しようとも考えましたが、彼らはこの空き台をスルーしていたようで……。
ゲーム数を見て打つ天井狙いに比べ、設定Cは正直ハードルが高いです。設定Cの場合、ビタ押しレベル60%なら出率100%まで落ちるため、自分の目押しレベルと比較しエナのほうが期待値を稼げると思ったんでしょう、きっと。
後日、また別の店でも設定Cを確認できました。
その店、スロコーナーに誰もいない過疎化している店で、シマに誰もいないのではなくスロコーナー全体で誰もいないという状況でした。一体、なぜ? その日が旧イベント日? そんな風に勘ぐりましたが、2000Gしか回されていない設定Cはやはり打ち手を選ぶようです。
個人的に、この機種が6号機である点に大きな意味があるのかなと思っています。
6号機はボーナスの枚数が大幅にダウンしていますが、このバンバンクロスはその点をまったく意識させません。
設定C(+)という存在があるがゆえでしょう。
単純なノーマルタイプの場合は5号機と比較され枚数が減った悪いイメージばかりが先行しますが、バンバンクロスはそこに目を向けさせない工夫がされています。
恐らく今後各メーカーからノーマルタイプのチャレンジングマシンがいろいろと登場するんじゃないでしょうかね。
後継機「バンバンクロスダッシュ」が登場し、設定1でも出率103%に挑戦してもらいたいところです。
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