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ユニバーサル、不正疑惑の調査結果を公表

ユニバーサルエンターテインメントは8月30日、岡田和生元会長と元取締役管理本部長が関与した不正の疑いのある行為に関して、特別調査委員会の最終調査報告書を公表。

2015年2~3月にかけて、岡田元会長とその家族が所有するOkada Holdings Limitedの第三者に対する貸金債権の回収と美術品代金の支払いのため、ユニバーサルエンターテインメントの子会社に、当該第三者と密接な関係にある外国法人に対して無担保、無利息で1億3500万香港ドル(約20億円)の貸し付けを行わせた件など、3点を取り上げ、岡田元会長個人の利益を図るため、独断で行われたもので、多額の経済的損失を与えたと認定。
「公私混同も甚だしく、上場企業の取締役として当然有すべき倫理観が乏しかった」と指摘している。

また、同社は「調査期間中においても、岡田氏が、当時の取締役管理本部長の自宅に赴き、当該調査の対象事項について、当時の取締役管理本部長を恫喝し、威迫した事実を客観的な資料に基づき把握している」と述べた上で、これらの事情を考慮し、岡田元会長、および元取締役管理本部長に対して、しかるべき措置を検討するとしている。

提供元:プレイグラフ

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