行政/政治 2019/03/01 00:00
依存症対策推進関係者会議、阿部理事長が委員に
ギャンブル等依存症対策推進本部(本部長・菅義偉官房長官)は2月20日、千代田区の「中央合同庁舎8号館」で、ギャンブル等依存症対策推進関係者会議の初会合を開催。
同会議は、推進本部が作成するギャンブル等依存症対策推進基本計画(案)や施策の実施状況に関する評価結果のとりまとめに対し、意見を述べる役割を持つ。
当日は、ギャンブル等依存症対策基本法の概要やこれまでの取り組みの説明が行われたほか、同会議の会長に、久里浜医療センターの樋口進院長を選出した。
第2回会合は3月上旬を予定しており、推進本部が4月をめどに策定する基本計画(案)に関する意見交換などが行われる予定。
同会議の委員は、内閣総理大臣が任命。
パチンコ・パチスロ産業21世紀会の阿部恭久代表(全日遊連理事長)ら、15人が就任している。
阿部代表のほかの委員は以下の通り。岡﨑直人(日本福祉教育専門学校精神保健福祉士養成学科専任教員)、木所康夫(日本中央競馬会常任理事)、黒沢幸子(目白大学人間学部心理カウンセリング学科/同大学院心理学研究科特任教授)、小泉典章(長野県精神保健福祉センター所長)、佐藤しのぶ(NFCRノンファミリーカウンセリングルーム心理カウンセラー)、田上啓子(ヌジュミ施設長)、谷崎哲也(日本司法書士会連合会常任理事)、中村努(ワンデーポート施設長)、浜田節子(経済アナウンサー)、樋口進(久里浜医療センター院長)、増田悦子(全国消費生活相談員協会理事長)、松本恒雄(国民生活センター理事長)、ユウ(ギャンブル等依存症経験者)、吉倉和宏(全国モーターボート競走施行者協議会参与)