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▼機種情報『パチスロ傷物語-始マリノ刻-』
http://www.pachinkovillage.com/slot/s.php?M=6655


9月4日からリリースされた『パチスロ傷物語-始マリノ刻-』
同じタイミングでリリースされた新台は5機種ありますが、その中で最も販売数を伸ばしたのがこの機種です。
人気のあったシリーズ1作目に近いゲーム性ということで、期待しているホールが多いのでしょう。
ちなみに、今作は「パチスロ物語シリーズ」5作目となります。

・1作目『パチスロ化物語』(2013年)
・2作目『パチスロ偽物語』(2016年)
・3作目『A-SLOT偽物語』(2016年)
・4作目『パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』(2020年)

1作目は、当時人気のなかった枚数管理型のAT機。それゆえ導入前は不安視されていましたが、上乗せ特化ゾーン「倍倍チャンス」の圧倒的パワーに魅了されるプレイヤーが続出。
朝から事故って3万枚出たなんて話もありました。
枚数管理型の評価を一変させたこの1作目のヒットもあって、『パチスロ傷物語』や『パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』など続編もコンスタントに登場しています。
そして今作は、物語の原点とも言えるストーリー「傷物語」にフォーカス。
パチスロのゲーム性も原点回帰しつつ、新たな倍倍チャンスとなる「降臨ノ儀」など見どころが目白押しです。
そんな今一番の話題作を今回の特集では徹底紹介していきたいと思います。



本機は1G純増約2.8枚のAT機。AT「鬼血闘」は1セット100枚+αの枚数管理型で、AT中は様々な契機で規定枚数の上乗せが発生します。
AT終了後は3Gの引き戻しゾーンへ突入し、そこでレア役を引ければATに再突入するなど、初代のゲーム性もしっかり継承されています。

まずはスペックから。
 
スペック
設定 AT初当たり確率 出玉率
1 1/265.3 97.8%
2 1/258.1 98.8%
3 1/241.9 101.1%
4 1/219.1 105.1%
5 1/202.5 108.5%
6 1/190.6 111.3%

AT初当たり確率は190.6分の1(設定6)〜265.3分の1(設定1)。
ATが100枚で終わることもあるため、初当たり確率は比較的軽めな印象です。出玉率は一般的なイメージ。
 
小役確率(全設定共通)
小役 確率
スイカ 1/99.9
強チェリー 1/399.6
超強チェリー 1/16384.0
中段チェリー 1/16384.0
チャンス目 1/468.1
スベリチャンス目A 1/468.1
スベリチャンス目B 1/468.1
強ベル 1/993.0

小役確率で設定差があるのは弱チェリーと共通ベル。
それらは設定1のみ判明していて、弱チェリーは109.2分の1、共通ベルは50.4分の1。
50枚あたりのゲーム数は32.7G(設定1)。

では、ゲームの流れに沿って見ていきましょう。



通常ゲーム中はATの契機となる「クライマックスバトル(CB)」を目指します(一応AT直撃もあり)。CBの契機は以下のとおり。

「CBの契機」
・レア役や怪異図柄出現
・規定ゲーム数の消化
・吸血鬼ループ

個別に見ていきましょう。


 

CB契機1.レア役や怪異図柄出現

レア役でのCB抽選は、弱チェリー≪スイカ≪チャンス目≪強チェリー≪強ベルの順に期待度アップ。狙え演出からの怪異図柄出現時もCBのチャンスとなり、怪異図柄の停止数が多いほど期待度がアップ。
超強チェリーや中段チェリー、左第1停止での怪異図柄揃いなどの超レア役も存在しますが、こちらはAT直撃でしょうかね。

CB抽選を左右するCB高確などの内部状態も存在します。



食堂ステージはCB高確を示唆。



講堂ステージはCB高確の期待大。



学習塾ステージは前兆示唆。



工場ステージは前兆ステージ。ここには規定ゲーム数の消化からも突入することがあります。

工場ステージは単に前兆というだけでなく、怪異図柄の出現率がアップしたり、CB非当選→CB当選→CB中敵格上げといった具合に当選内容の昇格も期待できます。
昇格期待度は、弱チェリー・スイカ・怪異図柄中出現≪チャンス目・怪異図柄左出現・怪異図柄2個出現≪強チェリーの順(怪異図柄出現は狙え演出からのもの)。

ここではリール右の心臓の色が変化するほど期待度がアップ(白≪緑≪赤)。最終的に敵が登場すればCBへ突入となります。


 

CB契機2.規定ゲーム数の消化

規定ゲーム数の消化でCBへの突入を抽選しますが、6つのモードによってゲーム数ごとのCB期待度が変化します。
 
モード別ゲーム数別CB期待度
G数 モード
通常A 通常B 通常C 天国 鬼天国 リセット
50 激高
100 激高 -
150 - - - - -
200 激高 - - 激高
250 - - - - -
300 激高 - - 激高
400 - - 激高
500 - - -
600 - - -
700 - - -
800 - - -
900 - - -

表中の期待度は低≪中≪高≪激高の順。
リセットモードは設定変更後や有利区間リセット時にのみ移行の可能性があるモードで、天井が400G+αと浅くなっています。
また、特定ゲーム数における「CB突入の有無」が様々なことを示唆しています。

「特定ゲーム数ごとの特徴」
・100GでのCB突入……130G以内でのAT当選率約45%

・200or300G消化中……どちらかでCBに突入しやすい!? 200GでのCB突入が多いほど!?

・200GでCB突入なし……300GでのCB突入に期待

・200or300GでCB突入なし……400GでCB突入濃厚

・500G……約75%でCB突入

・700G以降……降臨ノ儀当選率約50%

例えば、200Gと300GのゾーンでCBへ突入しなければ次の400GではCB突入濃厚となります。
700G以降は降臨ノ儀が約50%で期待できるなど、大ハマリ台は狙い目です(降臨ノ儀についてはAT中のところで)。


 

CB契機3.吸血鬼ループ

吸血鬼ループは、工場ステージ抜けやCB敗北時、AT終了時などに抽選され、これに当選ならCBが期待できるというもの。
なので、それらのあとは即ヤメせず、しばらく様子を見る必要があります。

では、CBに話を進めていきましょう。



クライマックスバトル(CB)は自力型のチャンスゾーン。
5G+α継続し、バトル勝利でATへ突入となります。

CB中は対戦相手によって期待度が変化。
ドラマツルギー≪エピソード≪ギロチンカッターの順に期待度がアップします。



CB中は回想が進むほど期待度がアップ。
回想3(赤)なら期待度80%超、回想祝(金)はAT濃厚となります。
回想を進めるために重要となるのが小役の成立です。
 
CB中の回想進行当選率(ハズレ目時)
回想+1 回想+2 合算
ドラマツルギー 3.3% 0.8% 4.2%
エピソード 10.0% 2.5% 12.5%
ギロチンカッター 15.0% 5.0% 20.0%
確定CB 7.5% 5.0% 12.5%
 
CB中の回想進行当選率(小役時)
成立役 回想+1 回想+2 回想+3 合算
リプレイ 90.0% 10.0% - 100%
ベル 90.0% 10.0% - 100%
弱レア役 66.7% 33.3% - 100%
強レア役 41.7% 50.0% 8.3% 100%
強チェリー - 50.0% 50.0% 100%
強ベル - - 100% 100%

「弱レア役」は弱チェリー、スイカ、怪異図柄中出現、「強レア役」はチャンス目、怪異図柄左出現、怪異図柄2個出現が対象(怪異図柄出現は狙え演出からのもの)。

ハズレ目時は敵によって回想進行当選率が変化するのに対し、小役成立時は敵問わず回想が100%進行します。
1契機で回想は最大+3進行する可能性があり、どれだけCB中に小役を揃えられるかが重要というわけです。

CB中は回想進行の抽選以外に、CB中&ラストでの勝利抽選も行なわれています。
回想が進んでなくとも最後の最後まで見逃せません。

また、AT濃厚となる確定CBやCBスルー回数天井も存在します。
CBスルー回数天井は、CB→AT非当選で1スルーとなりAT間で規定回数CBをスルーすると次回CBがAT確定となります。
通常モードなら約25%で5回が選択されるので、4スルー時は次のCBまで回したほうがいいかもしれません。


それでは今回のメインコーナー、AT「鬼血闘」をご紹介していきましょう。



AT「鬼血闘」は1セット100枚の枚数管理型。
レア役や怪異図柄出現でAT枚数の上乗せや特化ゾーン、ボーナスなどが期待できます。



怪異高確中は怪異図柄の出現率がアップ。
AT開始時はここからスタートとなり、20Gごとに内部状態(低確or高確)に応じて移行抽選が行なわれます。

「内部状態別抽選」
・高確時……高確滞在が20.0%、低確へ転落が80.0%
・低確時……低確滞在が87.5%、高確へ昇格が12.5%



レア役狂化はレア役での抽選が優遇され、レア役成立=上乗せ濃厚。



怪異高確とレア役狂化が重なればさらに期待度アップ。



AT中まず目指したいのが特化ゾーン「解鬼ノ刻」です。
この解鬼ノ刻では上乗せ+αが期待でき、特化ゾーン「降臨ノ儀」やボーナスなど、さらなる上乗せの起点にもなり得る点が大きな特徴です。

解鬼ノ刻の当選率はこちら。
 
解鬼ノ刻当選率
成立役 1個 2個 3個 合算
弱レア役 3.3% - - 3.3%
強レア役 33.3% - - 33.3%
強チェリー 66.3% 0.4% - 66.7%
強ベル 97.5% 2.5% - 100%
確定役 85.0% 12.5% 2.5% 100%

レア役や怪異図柄出現で解鬼ノ刻が期待でき、当選時は最大3個まで可能性があります。
「確定役」は超強チェリー、中段チェリー、怪異図柄揃いが対象。

解鬼ノ刻を詳しく見ていきましょう。



特化ゾーン「解鬼ノ刻」は前半「保留獲得パート」と後半「バトルパート」の2部構成。
「保留獲得パート」は5G継続し、小役が揃えば当該ゲームの保留アイコンを獲得=AT枚数の上乗せなどが発生します。
押し順ベル成立時は2択の押し順勝負になりますので、なんとか揃えたいところです。
ここで出現する保留アイコンは全部で8種類あり、大量上乗せなどの期待度が変化します。

「保留アイコンの特徴」
・上乗せ(白)……10〜200枚の上乗せor連打上乗せ
・上乗せ(赤)……50〜200枚の上乗せor連打上乗せ
・ボーナス……ボーナスをストック
・羽川……連打上乗せor羽川ステージへ
・キスショット(10歳)……10or100枚上乗せもしくはキスショット10歳ステージへ
・キスショット(12歳)……10or100枚上乗せもしくはキスショット12歳ステージへ
・キスショット(17歳)……100枚上乗せもしくはキスショット17歳ステージへ
・忍野……忍野ステージへ

保留アイコン獲得時に特殊ステージへ移行することもあります。
特殊ステージは羽川ステージ、キスショットステージ(10or12or17歳)、忍野ステージがあり、そこでは専用の保留が4つ出現し、同様に小役成立で保留アイコンを獲得します。
忍野ステージはボーナス保留アイコン4個と激アツなので、是が非でも小役を揃えたいところです。
特殊ステージは4G消化すると以前の保留獲得パートへ戻ります。

保留獲得パートのラスト5G目はバトル保留アイコンとなり、小役が揃わなくともバトルパートへ移行となります。



バトルパートは5G継続。ここでも成立役が鍵となります。

「バトルパート中のポイント」
・小役成立……戦況アップの抽選
・ハズレ目……戦況ダウンの抽選

小役が揃えばチャンスとなり、最後は戦況メーターに応じて勝敗を抽選。
勝利すれば報酬を獲得し保留獲得パートへ、敗北でATに戻ります。
レア役による復活当選もあるので成立役にも注目です。



報酬を決定する「報酬パート」は1G完結型。
ここでレア役が成立すれば上位報酬の期待度がアップします。
報酬は上乗せのほか、ボーナスや特化ゾーン「降臨ノ儀」が存在し、3or7or10回目のバトル勝利時は報酬抽選が優遇されます。

解鬼ノ刻はバトル敗北までループし続けることが可能で、ここでストックしたボーナスなどの報酬はバトル敗北後にまとめて突入となります。



ボーナスは青7揃いと赤7揃いが存在し、青7揃いは30G、赤7揃いは20G継続となります。
ボーナス中はベルでAT枚数の上乗せを抽選、レア役なら上乗せ確定です。
「狙え演出」は発生した時点で上乗せが確定し、押し順2択に正解すれば青7が揃います(赤7揃いより大量上乗せの期待大)。



「降臨ノ儀」は4桁上乗せも期待できる特化ゾーン。
前半「ベース枚数上乗せ区間」と後半「獲得枚数倍倍区間」で構成され、新しい倍倍チャンスによる上乗せ倍増が期待できます。

「ベース枚数上乗せ区間」は、2択ベルの押し順成功で当該ゲームの数字保留を獲得。
リール左の数字保留は3~9まで出現する可能性があり、振り分けは均等配分です。
4G先まで見えているので、できれば大きな数字のときに2択を当てたいところです。
ちなみに、ここでのレア役はEXアイコンの獲得を抽選し、当選すればかなりアツいです。
数字を3つ獲得したら後半「獲得枚数倍倍区間」へ移行となりますが、「7・7・7」などといったゾロ目や「5・4・3」コヨミといった語呂合わせパターンは1000枚上乗せ濃厚です。



「獲得枚数倍倍区間」は、前半「ベース枚数上乗せ区間」で獲得した3つの数字を掛け合わせた枚数を上乗せ。
そしてその後EXチャレンジが発生し、成功するごとに上乗せ枚数が倍化していきます。
EXアイコンを獲得していれば成功確定なので安心して見ていられるでしょう。

この降臨ノ儀にはAT突入時にも突入が期待でき、同一有利区間内のAT回数によって突入期待度が変化します。

「AT回数別突入期待度」
・1回目……設定変更後は約25%、引き戻しゾーン「狂・鬼の血闘ヲ終わラセルな」失敗後は約33%
・3回目……約25%
・6回目……約25%
・9回目……約50%

現時点で何回ATに突入しているかは、メニュー画面の右下「鬼血闘」のところで確認可能(○回目と表示)。
特に9回目は期待度50%とアツいので、メニュー画面は常にチェックしたいところです。



以上のように、AT中は特化ゾーン「解鬼ノ刻」を目指し、ボーナスや特化ゾーン「降臨ノ儀」で大量上乗せしながらロング継続を目指します。

そして、ATは規定枚数獲得で終了となり、引き戻しゾーンへ移行となります。



引き戻しゾーン「鬼の血闘ヲ終わラセルな」は3G継続し、レア役が成立すればATへ。
3Gの短期決戦型ではありますが、可能性は十分にあります。

また、上位版も存在します。



上位版「狂・鬼の血闘ヲ終わラセルな」は、引き戻し成功でAT+降臨ノ儀が確定。
この3Gはかなり痺れます。
この上位版には有利区間リセット時に移行し、引き戻し失敗でも500GまでにATが期待できるうえ、AT突入時は降臨ノ儀の期待度が約33%もあります。
なので、この上位版をスルーした場合は続行したほうがいいでしょう。


最後にロングフリーズと設定推測要素に触れて終わりにしたいと思います。



ロングフリーズ「始マリノ刻」はAT+降臨ノ儀+EX発動濃厚となり、期待値は約2700枚(一連の増加区間終了までの期待枚数)。


 

設定推測要素1.AT初当たり確率

AT初当たり確率は190.6分の1(設定6)〜265.3分の1(設定1)。
 

設定推測要素2.AT中の獲得枚数表示

・246枚OVER……偶数設定確定
・456枚OVER……設定4以上確定
・555枚OVER……設定5以上確定
・666枚OVER……設定6確定
 

設定推測要素3.エンディング中のパネル色

エンディング中のレア役成立時は上パネルの色で設定を示唆。

・青……デフォルト
・黄……高設定示唆(弱)
・緑……高設定示唆(強)
・赤……設定2以上濃厚
・紫……設定4以上濃厚
・虹……設定6濃厚
 

設定推測要素4.AT終了画面

・人なし……デフォルト
・羽川……高設定示唆(弱)
・吸血鬼ハンター3人……高設定示唆(強)
・キスショット2人……設定2以上濃厚
・キスショット4人(ハート柄)……設定4以上濃厚
・キスショット4人(白背景)……設定6濃厚



打つなら、朝イチからがオススメです。というのは、設定変更後は天国モードが期待できるうえ、最悪でも400G台のバトルでATへ突入となるためです。
さらに、有利区間移行時にレア役成立ならAT突入時に降臨ノ儀が確定するため、1G目は特に注目です。
1G目にレア役が引けなくても1回目のATでは降臨ノ儀の期待度が約25%もあるので、天国モード狙いで130Gカニ歩きというよりは、AT1回消化まで打ち続けたほうがいいかもしれません。
設置数も多めで比較的に目にする機会が多い本機。
高設定投入にも期待できるので、AT終了画面など周囲もしっかりチェックしたいところです。


※ページ内の数値&情報は独自調査


(C)西尾維新 / 講談社・アニプレックス・シャフト
(C)Sammy



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