総営業所数は1万3585店に　店舗数・総設置台数ともに大幅減少

18日に警察庁が発表した「平成19年における風俗関係事犯等について」によると、平成19年12月末現在のぱちんこ営業所数は1万3585店で、前年比1089店の減少。総設置台数は459万0577台で、前年比34万6804台の減少。店舗数・台数ともに大幅な減少となった。
また、平成9年以降増加を続けていた回胴式等設置店が10年ぶりに減少。設置台数も36万7622台減少した。
影響規模別では、設置台数が100台以下の店舗は前年比1店増となったが、101台以上の店舗は軒並み減少に。特に301縲・00台の店舗数の減少が前年に比べ著しい。近年増加の一途であった501台以上・1001台以上の店舗数も減少に転じた。

設置遊技機別に見た店舗数では、ぱちんこ設置店(回胴式・じやん球等の併設を含む)が1万2039店で前年比549店の減少。回胴式等設置店は1546店で、前年比540店(25.9%)の大幅減となった。

遊技機別に見た設置台数では、ぱちんこが前年比2万1434台増加の295万4386台で、11年ぶりに増加した。
回胴式は前年比36万7622台減少の163万5860台で、平成14縲・5年当時とほぼ同水準にまで落ち込んだ。
全遊技機における回胴式遊技機の設置比率は前年の40.6%から35.6%に減少。
じやん球等の設置台数は前年比616台減の331台で、3年連続で半減となった。