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「マジカルハロウィンシリーズ」特集! 〜10月31日はマジハロデー!?〜



10月31日は何の日? もうお馴染みですよね。そうハロウィンです。
そして我々は思うのです。この日は当然高設定を入れてくれるだろうと。そう、10月31日と言えば、コナミアミューズメントの「マジカルハロウィンシリーズ」ですよね。

コナミアミューズメントを代表するシリーズ機でもある「マジハロシリーズ」は、2007年に1作目をリリース。
それから1〜2年間隔で後継機が登場し、2014年にはパチンコ『CRぱちんこマジカルハロウィン』も発売されました。9月に登場した最新作『マジカルハロウィン〜Trick or Treat!〜』はパチスロ9作目となり、今も絶賛高稼働中です。
そんな歴史あるシリーズを今回の特集では振り返っていきましょう。

1作目『マジカルハロウィン』

スペック
設定 BB確率 RB確率 合算確率 出玉率
1 1/297.9 1/387.8 1/168.5 95.6%
2 1/383.3 1/167.6 98.5%
3 1/378.8 1/166.8 102.7%
4 1/374.5 1/165.9 107.3%
5 1/370.3 1/165.1 112.6%
6 1/366.1 1/164.3 118.4%

【登場時期:2007年7月】
【タイプ:ボーナス+RT+ART】
【1G純増:RTは約0.2枚、ARTは約0.7枚】


記念すべき1作目は5号機黎明期にリリース。各社“リプパンハズシ”など新たなゲーム性を模索する中、当時KPE(現コナミアミューズメント)から登場したのがこの『マジカルハロウィン』でした。
かわいらしい見た目とは裏腹にボーナスとARTのループによる大量獲得が可能で、時代を牽引するハイスペック機の一つとして注目を集めます。スペック表を見てもらうとわかるように、BB確率には設定差はなし。
RB確率に多少差はあるもののそれほど大きな差はありません。それでいて出玉率は95.6%(設定1)〜118.4%(設定6)と非常に大きな差があります。このことからもわかるように、ARTへの突入具合だけでなんとなく設定の高低がわかるといった仕様でした。

ボーナスはBBとRBが存在し、獲得枚数はBBが約208枚、RBが約56枚。BB中に「シャラララ〜ン♪」と「まじかるちゃんす」が発生すればその時点でART「カボチャンス」が確定。
その際出現する宝箱の種類で期待できるゲーム数が変化します。銅なら50G以上、銀は100G以上、金なら200G以上最大1000G。金が出たときの衝撃ったら相当なものです。そしてボーナス終了後はARTへ。ART中は9枚役とパンク役のチェリーを完全ナビ。9枚役のナビ発生時は指示された赤7or青7orBARを左リールに狙い、爆弾出現時はチェリー成立なので爆弾と同じ色のボーナス図柄を左リールに狙いチェリーをハズすといった仕様です。当時、このリプパンハズシのナビが機種によってバラバラで、指示された色を狙うのかハズすのか曖昧でした。なので、事前予習は必須だったわけですが、うっかりミスからパンクすることもあり、悔し涙を流した人はそりゃあたくさんいました。ただ、この機種はパンクしても残りゲーム数を次のボーナス後に消化できる安心設計。なので、パンクのショックは他機種ほどではなかったんですよね。
まぁそれでもボーナス確率が約168分の1(設定1)なので、それを引くまでは反省の時間ではありましたが……。当時はこんな理不尽なシステムがそこかしこにあったので特になんとも思ってませんでしたが、今思えばかなり緊張感のあるシステムだったわけで、打つ前は今以上にしっかり勉強していた気がします。そんなARTは1G純増約0.7枚と微増させながらボーナスを引き、ボーナスでさらにARTを乗せてじわりじわりと出玉が増えていく。
そんなゲーム性でした。ARTは規定ゲーム数の消化で終了となり、以後RTへと移行し転落待ちの状態となります。

ボーナスからARTにつながらなかった場合もRT「カボチャレンジ」へ突入となります。RT中は小役ナビのアシストがない状態で、?ナビ時にチェリーが入賞するとパンク=通常時へ転落となります。転落回避を8連続させたり、スイカ成立時の一部からART(50G)への昇格も期待できましたが、実際それらはかなり望み薄。いかにここでボーナスを引くかがポイントでした。
というのは、通常時にART抽選されないRBはここでなら抽選がされたからです。BBでももちろんART抽選はされますから、転落に怯えつつボーナスに期待するヒヤヒヤゾーンといった感じです。

そして、誰もが夢見たプレミアムART「スーパーカボチャンス」。これがいいスパイスとなっていました。突入のハードルはかなり高く、まず通常時にボーナス非重複のスイカを引いて、その約50分の1の「魔界ゾーン」を引き当てます。魔界ゾーンは30G継続し、その間にボーナスを引ければ晴れてスーパーカボチャンスへ突入となる仕組みです。今思い出しても、魔界ゾーンの30Gがほんとアツかった。
ボーナス確率が約168分の1(設定1)ですから、引ける確率なんて魔界ゾーン突入の6回に1回程度なわけですが、ボーナスが引けなかったときは相当へこんだもんです。そりゃあそうですよね。スーパーカボチャンスに突入すればボーナス4回成立するまでARTが継続しましたから。単純計算で700G近くはARTが続くことになり、上乗せもあるので相当続くことが予想できます。それを目の前にブラ下げられた魔界ゾーン、当時一番アツかったゾーンであることは間違いありません。

スペックもさることながら、一度聞いたら耳に残るボーナス中の楽曲もまた本機の評価を高めました。
増産に増産を重ね、パネルは全部で5種類登場しました。“マジハロ”の名がパチスロ業界に少しずつ浸透していきます。

2作目『マジカルハロウィンR』

スペック
設定 BB確率 RB確率 合算確率 出玉率
1 1/2048.0 1/183.1 1/168.0 98.4%
2 1/179.1 1/164.7 99.6%
3 1/175.2 1/161.4 102.2%
4 1/171.6 1/158.3 104.3%
5 1/168.0 1/155.3 105.9%
6 1/164.7 1/152.4 109.3%

【登場時期:2009年3月】
【タイプ:ボーナス+RT+ART】
【1G純増:RTは現状維持レベル、ARTは約1.4枚】


2009年3月、待望の後継機が登場します。『マジカルハロウィンR』です。

まずはスペック表を見てください。ハイスペックが売りだった前作から一変。出玉率が大幅に低下しています。これはリプパンハズシがダメになった影響で、5号機初期をリードしてきたハイスペック機たちはもはや過去の存在となってしまいました。

試験方式の変更で受験生が困惑するのは当然のこと。んじゃうちは貧乏だし浪人なんてできないからパスできるレベルでいいや。そんな感じだったんじゃないかと勝手に考えております。金持ちのところは替え玉受験だなんだでいろいろやってるのにという“R”ちゃんの心の声も聞こえてきそうですが……。

スペック表に戻りましょう。前作に比べ、BB確率は大幅に下がり2048分の1に(全設定共通)。一方でRB確率が大幅に上がり、ボーナス合算確率としてはやや軽くなりました。ボーナスの獲得枚数はBBが約160枚、RBが約30枚と減った反面、ARTの1G純増が約1.4枚と大幅アップ。出玉面ではボーナスのウェイトが減り、ARTの比重が増えた格好です。ゲームの流れなどは前作を踏襲し、液晶演出も前作のままだったりと、本機は初代のマイナーチェンジという位置付けになります。“2”ではないですしね。

-前作からの主な変更点-
・通常時からARTに突入する「突カボ」の搭載
・BB中の7揃いでART確定
・通常時RBでもARTを抽選
・ARTの継続ゲーム数が上限300Gに

前作からの変更点として、まずは「突カボ」の存在が挙げられます。通常時のRT突入SIN(シングルボーナス:250分の1前後)成立時の一部でARTへ突入となりました。その実質的な突入率は設定1で約3373分の1、設定6は約1837分の1。発生すればかなりビックリするサプライズ要素でした。この点を除けば、基本的に前作同様、通常時→ボーナス→ボーナス中にART抽選という流れとなり、ボーナス中は予告音発生時に赤7を狙って揃えばARTが確定となる要素が追加されたりと、ARTの間口が広がった印象です。
ART非当選時はボーナス後RT「カボチャレンジ」へ。このRT中もパンク役の回避や3択チャレンジ成功を重ねメーターMAX(8個)到達でARTに昇格したり、スイカの一部からのART昇格も期待できました。ART「カボチャンス」のゲーム数は最低50G。内部的に300G以上貯まっていても300Gが一度に継続できるMAXゲーム数となりました。
超過分は内部留保となり、300G以上貯まっていればボーナス時の50%で放出されるなど、一撃性に制約が設けられたのもこの機種の特徴です。

そんな中、プレミアムART「スーパーカボチャンス」は健在でした。まずは、通常時のスイカ(ボーナス非重複)の20分の1で新生魔界チャンスに突入し、その10G間にボーナス(もしくはRT突入SIN)が引ければとスーカボに突入となりました。
スーカボはボーナス成立までARTが継続し、ボーナス成立時の継続抽選(75%)に当選し続ける限り継続。75%ループのARTでした。スーカボ突入の鍵を握る新生魔界チャンスにはボーナス後999G消化でも突入し、その際は10G継続ではなくボーナス成立まで継続したため、かなり恩恵のデカい天井機能と言えました。


3作目『マジカルハロウィン2』

スペック
設定 BB確率 RB確率 合算確率 出玉率
1 1/354.3 1/364.1 1/179.6 96.6%
2 1/350.6 1/360.1 1/177.6 98.8%
3 1/346.8 1/356.2 1/175.7 101.2%
4 1/343.1 1/352.3 1/173.8 104.5%
5 1/337.8 1/346.8 1/171.1 108.3%
6 1/319.7 1/327.7 1/161.8 113.1%

【登場時期:2010年1月】
【タイプ:ボーナス+ART】
【1G純増:ARTは約1.2枚】


“R”の登場から8ヵ月後、初代の正統後継機が登場します。それが“2”です。

スペック表を見てもらうとわかりますが、“R”よりも初代に寄ったボーナス確率。ボーナスの獲得枚数はBBが約210枚、RBは約60枚とこちらもまた初代寄りです。

-今作のポイント-
・ARTは1セット30Gのセット継続型
・特殊ART「キングカボチャンス」の搭載
・演出モードが2種類(通常のアリスモードとボーナス一発告知のローズモード)

ART突入までの基本的な流れは、通常時→ボーナス→ボーナス中にまじかるちゃんす発生→ARTへといった感じで、初代同様、ボーナスを起点にARTへ突入するゲーム性です。BB中の狙え演出からのカボチャ揃いや、RB中2分の1で揃うコイン図柄を6連続できればART確定という契機も存在します。

ボーナス後はCZ「詠唱モード」に突入し、ARTに当選していれば6択の押し順リプレイのナビが発生しARTへ、ART非当選なら自力で6択に正解すればARTへ突入となります。CZ中のミッションクリアなどでもARTのストックを獲得できました。ART「カボチャンス」は1セット30Gのセット継続型。30G消化後は再度CZへ突入し、ARTのセットストックがあればアシスト発生、なければ自力でチャレンジという流れです。
ART中のカボチャ揃いでセットストックを獲得できるほか、1セット内で2回揃えば特殊ART「キングカボチャンス」が確定するなど新要素も盛り込まれました。そう、この“2”からキンカボが搭載されたんです。最新作まで続くキンカボの系譜はここから始まったわけで、初搭載の今作でも突入すればドッキドキの時間が待っていました。このキンカボには通常ARTの一部からでも突入し、30G間、コイン図柄が揃うたびに25%でセットストックを獲得。
これを機にロング継続も期待できました。そんなキンカボへの突入率はそこまで低くはなく、適度に訪れる特化ゾーンといった感じ。コイン図柄がART中のメイン小役とは言えストック獲得率が25%でしたから、キンカボ1回あたりセットストック1〜2個がいいところ。キンカボ自体の期待値はそれほど高いわけではなかったんですが、ここでのボーナスが鬼アツでした。
このキンカボ中に引いたボーナス中はART当選演出「まじかるちゃんす」が高確率で発生し、しかも出てくる宝箱は金のみ。金はセットストック5〜10個が確定ですから、そりゃあ毎ゲーム気合いを入れてレバーを叩くわけですよ。思い出すだけでも興奮します。

プレミアムART「スーパーカボチャンス」ももちろん搭載されています。今作のスーカボもまた過激な仕様です。まずは、通常時のスイカ(ボーナス非重複)の1.5%で魔界ゾーン(30G継続)へ、0.5%で大魔界ゾーン(50〜500G継続)へ移行し、そこでボーナスが引ければスーカボへ突入です。
このスーカボはRB成立までARTが継続するもので、RB中のフェンリルバトルに勝利すればスーカボ継続となります。BB成立で終了しないのはもちろんのこと、RBでもバトルに勝利すれば継続となるため、かなりのロング継続が期待できました。
通常時1280G消化で到達する天井でもスーカボが発動したため、ハマリ狙いもかなり有効でした。

今作からでしょうかね。終わらないART、どこまでも続くARTというのがマジハロの醍醐味になったのは。
セットストック獲得時に複数個獲得できたり、あるいはキンカボ中のセットストック獲得時も33%でしか告知しなかったりと、意図的に曖昧にしていた印象を受けます。


4作目『マジカルハロウィン3』

スペック
設定 BB確率 RB確率 合算確率 出玉率
1 1/350.5 1/397.2 1/186.2 96.9%
2 1/348.6 1/392.4 1/184.6 98.8%
3 1/346.8 1/378.8 1/181.0 101.3%
4 1/344.9 1/374.5 1/179.6 104.4%
5 1/339.6 1/354.2 1/173.4 109.2%
6 1/332.7 1/332.7 1/166.3 113.8%

【登場時期:2011年9月】
【タイプ:ボーナス+ART】
【1G純増:ARTは約1.2枚】


前作の“2”から1年8ヵ月後、“3”がリリースされます。ボーナスの獲得枚数はBBが約203枚、RBは約64枚、ボーナス確率は少しだけ重くなった雰囲気です。

-今作のポイント-
・通常時のレア役でARTを抽選
・引き戻しゾーンの存在
・「カボラッシュ」を搭載

ボーナスを起点にARTへ突入するのは前作と同じ。今作では通常時のレア役でもARTへ突入できるようになりました。ART「カボチャンス」は1セット30Gのセット継続型。ART中のボーナスを引いてもARTの残りゲーム数を消化できるように変更されています。

ボーナス後はARTの当否の有無にかかわらずミッションへ。決められたゲーム数の間、コイン図柄を取りこぼさなければARTのセットストックを獲得できます。規定ゲーム数は最短5G、最長50G。セットストックがない場合は最長30Gとなり、現実的には15G以上の延命からセットストックが期待できました。
また、ART終了後にブーモリチェイスに突入したらART引き戻しのチャンス。決められた回数、コイン図柄を揃えられればARTに復帰となりました。規定回数は最低1回、最高8回。4回以上が86%を占めるなどオマケ的な要素と言えます。

そして、今作の目玉となる「カボラッシュ」。ART中のカボチャ斜め揃い(約1400分の1)を契機に突入し、転落リプレイ(3択不正解)までカボチャが揃いまくる仕様です。カボチャが揃うたびにARTのセットストックを獲得するわけですから、かなりのストックが期待できました。
このカボラッシュには通常時のカボラッシュフリーズからも突入するなど、突然のサプライズにビックリさせられることもありました。

特殊ART「キングカボチャンス」とプレミアムART「スーパーカボチャンス」は今作でも健在です。キンカボは30G継続する間、コイン図柄が揃ったときの25%でセットストックを獲得。スーカボは、魔界or超魔界ステージ中のボーナスorレア役によるART当選、天井(ボーナス間1280G)、覚醒フリーズ(単独BBの一部)から突入し、前作同様RB中のバトルに負けるまでARTが継続となります。

前作にもあった選べる2種類の演出モードは今作にも採用されています。「デイライトモード」は多彩な演出が楽しめ、「ムーンライトモード」なら一発告知を堪能できます。


5作目『マジカルハロウィン4』

スペック
設定 ボーナス確率 ART確率 合算確率 出玉率
1 1/249.7 1/499.9 1/166.5 97.4%
2 1/241.5 1/490.8 1/161.8 98.6%
3 1/242.4 1/489.0 1/162.1 100.5%
4 1/234.1 1/423.3 1/150.7 104.2%
5 1/237.1 1/409.3 1/150.1 108.1%
6 1/219.4 1/335.6 1/132.7 113.2%

【登場時期:2013年11月】
【タイプ:疑似ボーナス+ART】
【1G純増:疑似ボーナス&ARTともに約2枚】


5作目の“4”でシステムが大きく変わります。

-今作のポイント-
・リアルボーナスから疑似ボーナスに
・ボーナス契機にゲーム数解除も
・ボーナス1G連あり
・ARTの名称がマジカルラッシュに
・ART中はゲーム数の上乗せもあり
・ARTはセットストック以外に継続率でも継続

通常時は規定ゲーム数の消化やレア役でボーナスへ。レア役やベル4連続からCZ「どっか〜ん☆チャレンジ」もあり。CZ中はカボチャ揃い揃いでARTへ、7揃いならボーナス+ARTへ。スイカなどから突入する魔界中にボーナスが成立すればART5セット以上が確定。

BBは60G継続の約120枚、RBは30G継続の約60枚。ボーナス中は魔法陣落下でARTが確定し、「まじかるちゃんす」発生でARTのセットストックやゲーム数を上乗せ。ボーナス中のBAR揃いは10Gのまじかるちゃんす高確「まじかるゾーン」へ。ボーナス中にビーストバトルが発生すれば勝利でボーナスの1G連獲得となり、その後RB中のバトルで負けない限り1G連が継続(CZ中にビーストバトルが発生することも)。

ART「マジカルラッシュ」は1セット40G。セットストックと継続率でセット継続していくタイプ。ゲーム数上乗せもあり。ART中はカボチャ揃いでセットストックを獲得。1セット40Gのストック高確「カボチャンス」に突入すればカボチャ揃いの発生率がアップ。ART中のチャンス目などから突入する「マジカルアタック」はループ式でゲーム数を上乗せ(毎ゲーム5G以上を上乗せ)。最強なのが超上乗せゾーン「暴走覚醒ラッシュ」で10G+α継続する間、ゲーム数の上乗せ、セットストック、ボーナスなどを毎ゲーム獲得。

とまぁ概略はこんな感じで、前作までの比較的なシンプルなゲーム性から一変、盛り盛りの仕様になりました。疑似ボーナスを搭載し、1G純増も約2枚にアップ。ART中はゲーム数の上乗せがあるなど、セット継続のみだったこれまでとは明らかに毛色の違うゲーム性となっています。キングカボチャンスやスーパーカボチャンスが出てきませんしね。

6作目『マジカルハロウィン5』

スペック
設定 BB確率 RB確率 ボーナス合算確率 ART初当たり確率 出玉率
1 1/329.3 1/339.6 1/167.2 1/376.5 97.1%
2 1/334.2 98.6%
3 1/341.0 100.4%
4 1/299.8 104.2%
5 1/310.6 1/329.3 1/159.8 1/315.6 107.1%
6 1/300.6 1/300.6 1/150.3 1/272.2 110.7%

【登場時期:2016年2月】
【タイプ:ボーナス+ART】
【1G純増:ARTは約1枚】


“4”から2年3ヵ月のときを経て“5”が登場します。“5”は今も現役稼働中なのでご存知のかたも多いでしょう。今年になってからメーカーHPに「ありがとう5周年」と題し特設サイトが開設されるなど、今も根強い人気を誇るシリーズ屈指の傑作です。

-今作のポイント-
・ボーナスがリアルボーナスに
・ARTはセットストックで継続
・悪カボチャンスなどのスペシャルARTが豊富

今作ではボーナスがリアルボーナスに戻りました。ボーナスの獲得枚数は赤7BBが約256枚、青7BBが約200枚、異色BBが約176枚、RBが約48枚。リアルボーナス搭載に伴いARTの純増が約1枚にダウン。それゆえ、ARTが長く続きやすい仕様となっています。
また、キングカボチャンスやスーパーカボチャンスなど“3”以前のゲーム性が復活しています。ゲームの流れ的にも“2”に近いかもしれません。

ART突入の基本的な流れは、通常時→ボーナス→まじかるチャンス発生orカボチャ揃い→ARTへ。ボーナス後は詠唱チャレンジに突入し、ARTに当選していれば6択の押し順リプレイのナビが発生しARTへ、ART非当選なら自力で6択に正解すればARTへ突入となります。詠唱チャレンジ中のミッション成功でセットストックの獲得などもあります。

メインのARTの前にオマケ的なART「結界防衛ゾーン」に触れておきましょう。ART非突入のボーナスを重ねることで突入が期待できる結界防衛ゾーンは、特にRB連続後などで突入が期待でき、突入後は30or100G間専用の演出が発生し、レア役でセットストックを抽選、ボーナスやカボチャ揃いでセットストックを獲得します。演出的には仲間が集まるほどART「カボチャンス」の期待度がアップしていきます。

メインのART「カボチャンス」のほうは、1セット30or100Gのセット継続型。セットストックで継続していきます。ART中にカボチャ揃いが発生すればセットストックを獲得となります。と、ここまでは以前のカボチャンスなんですが、今作ではスペシャルARTが豊富に存在し、それに突入することで大量のセットストックが期待できるといったゲーム性になっています。
「キングカボチャンス」はコイン図柄揃い時にセットストックを抽選、魔界でのボーナスや女神フリーズから突入する「スーパーカボチャンス」は5セット+80%ループでセット継続。今作で新たに登場した「悪カボチャンス」はセットストック獲得時やARTのセット継続が25〜80%ループするというもの。さらにその上位版「悪キングカボチャンス」ならキングカボチャンスと悪カボチャンスの性能が掛け合わされるのでセットストックの大量獲得が期待できます。
継続している間にスペシャルARTが絡み、どれだけセットストックを獲得したか想像できない。そんなシステムゆえ、いつまで続くかわからないARTを体感できたかたも多いのではないでしょうか。

そして、この“5”で初代から続いた物語はいったん幕を引きます。

7作目『マジカルハロウィン6』

スペック
設定 ボーナス合算確率 ART初当たり確率 出玉率
1 1/177.1 1/364.7 97.7%
2 1/173.4 1/363.5 98.9%
3 1/169.8 1/362.3 100.5%
4 1/163.0 1/360.1 104.2%
5 1/159.8 1/359.1 107.8%
6 1/156.0 1/357.6 110.2%

【登場時期:2018年5月】
【タイプ:ボーナス+ART】
【1G純増:ARTは約1枚】


この“6”から新ストーリーがスタート。日本が舞台となります。パチスロのシステム的には5.9号機にあたり、最大1500G継続の有利区間が存在するようになりました(一撃最大3000枚に)。

-今作のポイント-
・5.9号機ゆえARTの継続に制限あり
・鬼関連のボーナスやARTが存在
・ART中はおみくじでパワーアップ
・セットストックの獲得契機が豊富

“7”のゲーム性は前作“6”と同じボーナスと1G純増約1枚のARTで出玉を増やすタイプ。ボーナスの獲得枚数は鬼ボーナスが約136枚、赤7BBが256枚、異色BBが176枚、RBが64枚。フローは、通常時→ボーナス→まじかるチャンス発生orカボチャ揃い→ARTといった感じで基本的に前作と同じです。
一応、通常時からART直撃のルートも存在します。ボーナス後は詠唱チャレンジに突入し、ART突入リプレイ入賞でARTへ、ART後も詠唱チャレンジ経由で連チャン発生となります。

ART「カボチャンス」は1セット30Gのセット継続型。セットストックで継続していきます。ART中の獲得するおみくじは出現のアイテムによってストック当選率アップなどARTがパワーアップ。ゲーム数の上乗せなどもあります。まじかるちゃんすの10G高確「どこま神社」やバトル型ストック高確「キュウビステージ」などからセットストックも獲得できました。

ARTの一部で突入するスペシャルARTも健在。「キングカボチャンス」はお馴染みの仕様で、コイン図柄でセットストックを抽選。さらにその上をいく「ご先祖カボチャンス」はコイン図柄でキングカボチャンスを高確率でストックします。

今作から新たに登場したのが“鬼関連”のボーナスやART。1092分の1の鬼ボーナスは、消化中に狙え演出からの図柄揃いで上位ART「鬼カボチャンス」が確定。ボーナス後は鬼カボチャレンジに移行し図柄揃いでART「鬼カボチャンス」へ突入となります。鬼カボチャンスは1セット30Gと基本的にはカボチャンスと同じ。
ただし、セットストックの概念がなく、終了後は鬼カボチャレンジで再度図柄揃いから突入を目指す流れで、ループ率が66%あります。鬼カボチャンス中は突入時の状態を引き継ぐ特徴があり、例えばキンカボ中の鬼ボーナスから突入ならコイン図柄でセットストックが期待できるなど、性能が飛躍的にアップします。もうね、そんな状態になると正直わけがわかりません。
どれだけストックしたのかどこまで続くのか予想なんてできません。ただ一つわかっているのは1500Gで有利区間が終わるということ。どんだけストックが残っていようが1500Gで終わりますからね。6号機に慣れた今となってはそれほど抵抗感は感じませんが、5.9号機が出た当初はこのことにアレルギー反応を示したプレイヤーが多かったように思えます。
今作は1G純増約1枚と少ないこともあって、5.9号機最大の3000枚に到達する前に有利区間が終わることが多々あり、それまでの終わらないARTを味わってきたマジハロファンにとってはなかなか受け入れられないゲーム性だったことは間違いないでしょう。パチスロ不遇時代の到来です。


8作目『マジカルハロウィン7』

スペック
設定 ボーナス確率(通常時) AT初当たり確率 出玉率
1 1/235.3 1/641.7 98.3%
2 1/222.3 1/594.8 99.5%
3 1/207.8 1/547.9 100.7%
4 1/178.2 1/466.6 103.4%
5 1/159.9 1/420.5 105.0%
6 1/136.8 1/354.9 108.1%

【登場時期:2019年12月】
【タイプ:疑似ボーナス+AT】
【1G純増:疑似ボーナスは約5枚、ATは約1〜3枚】


6号機1発目のマジハロシリーズ。これまでのART機からAT機へと変貌を遂げています。

-今作のポイント-
・疑似ボーナス中は出玉増加スピードが加速(1G純増約5枚)
・ATの1G純増は約1〜3枚まで5段階
・AT中は報酬獲得で1G目から再スタート(ST型)

通常時はレア役やCZから疑似ボーナスへ。ボーナスの獲得枚数はBAR揃いBBが約200枚+AT確定、赤7BBは約100枚、RBは約50枚。通常時にいきなりまじかるちゃんすが発生する「どこまじ」やキングカボチャンスに直行するルートも存在。ボーナス中はカボチャ揃いやまじかるちゃんす発生でATが確定。ボーナス後はカボチャレンジへ移行し演出成功でAT確定となり、その後EXカボチャレンジに移行しATゲーム数を毎ゲーム上乗せ。

AT「カボチャンス」は1セット30G以上。1G純増は約1〜3枚まで5段階あります(アンテナマークで示唆)。このATはST型となっており、初期ゲーム数が多いほどST巻き戻しが発生しやすい=継続しやすくなっています。AT中はレア役などで「大作戦」が発生し、演出成功で報酬を獲得。報酬は、ボーナス、キングカボチャンス、ミコトタイム、1G純増アップなど。報酬を経て、ATが1G目から再スタートとなります。

「キングカボチャンス」はお馴染みの仕様で、コイン図柄の25%でATのストックやカボチャレンジのゲーム数を上乗せ。ここでのカボチャ揃いはキングカボチャンスをストック。そして、激アツなのがST型上乗せゾーン「ミコトタイム」。このミコトタイムは1セット20Gで、全役でATのゲーム数上乗せを抽選し、上乗せ発生なら1G目から再スタート。ATのゲーム数が増えるほどST巻き戻しが発生しやすいため、このミコトタイムでどれだけゲーム数を乗せられるかがロング継続の鍵を握ります。上位版の超ミコトタイムなら平均上乗せ140Gと鬼アツです。

AT中に大作戦を成功させ1G目から再スタート。それの繰り返しが延々と続くというのが理想ですが、ST巻き戻し率は約170分の1(設定1)。なかなか思うようには巻き戻せません。なので、ATゲーム数(ベースのゲーム数)を増やせるミコトタイムがいかに重要かおわかりいただけると思います。無念にも巻き戻せずATが終了してもカボチャレンジへ移行となり、ATのストックがあればAT再突入が確定、ストックがなくても演出成功から再びATへ突入となります。AT再突入の際は初期ゲーム数を再度獲得となりますので、そのEXカボチャレンジは叩きどころと言えます。

今作は6号機ということで、有利区間が最大1500G、一撃獲得は最大2400枚となっています。ATのベースゲーム数を最初にドカンと確保すればロング継続が見込める仕様で、続けばさらにミコトタイムでベースゲーム数を上乗せできたりと、続けば続くほど続きやすいゲーム性とも言えます。反面、最初30GでATがスタートし、何も起きないまま終了というパターンも多々あるので、AT確定後のEXカボチャレンジでいかに大量獲得できるかがかなり重要です。

9作目『マジカルハロウィン〜Trick or Treat!〜』

スペック
設定 ボーナス確率 AT初当たり確率 出玉率
1 1/169.8 1/370.0 97.3%
2 1/168.0 1/365.6 98.4%
3 1/166.3 1/353.5 100.0%
4 1/163.0 1/330.9 103.2%
5 1/161.4 1/303.8 105.1%
6 1/159.8 1/285.7 107.0%

【登場時期:2021年9月】
【タイプ:ボーナス+ART】
【1G純増:ARTは約1枚】


マジハロシリーズ6号機第2弾。9月21日からリリースが開始された最新作です。6.2号機となり、有利区間は最大3000G。どこからでも6号機最大の一撃2400枚が期待できるよう改善されています。

今作は、今も絶賛高稼働中の人気機種『マジカルハロウィン5』を意識して作られています。機種情報の詳細はこちらのリンクをご参照ください。

▼機種情報『マジカルハロウィン~Trick or Treat!~』
http://www.pachinkovillage.com/slot/s.php?M=6355




初代の登場から14年。パチスロとしては9作品、パチンコも1作品リリースするなど、パチスロ業界屈指のシリーズにまで成長を遂げた「マジハロシリーズ」。
コナミアミューズメントのホームページを覗くと特設ページも開設され「☆お菓子をくれたみなさま☆」として全国各地のホール名も記載されています。盛り上がりを見せるハロウィン月間、絶好の狙い目ですよ。


※ページ内の数値&情報は独自調査


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