『24時間遊戯台オンライン監視システム』は「機構とは一切関係なし」(健全化推進機構)

有限責任中間法人 遊技産業健全化推進機構は4日、『24時間遊戯台オンライン監視システム』推進のための出資を募っている業者について、同機構とは一切関係がない業者であると説明するリリースを発信した。

その業者はホール経営者や業界関係者に対し、“全国の遊技台全てを24時間完全監視する”というシステムの導入を促したり、出資金を募るなどの行為を行なっているという。そしてその説明の際、「遊技機に異常があった場合は、ホールに知らせるほか、健全化推進機構にも自動通信する」というように、同システムが機構の活動の一環であるかのように紹介しているもようだ。

健全化推進機構では、同機構がこれらの業者とは全く関係がなく、「このような行為は詐欺罪等に該当する可能性もあり、場合によっては機構として告訴する用意も」あるとしたほか、「機構が不正根絶に向けた取組みを行う場合は、全て、社員である業界12団体に報告する」と説明している。