学生向けの業界就職フォーラムを開催(G&E)

ゲーミング&エンタテインメントビジネススクールは1月27日、2009年3月卒業の学生を対象とした業界就職フォーラムを開催。パチンコ・パチスロメーカーや関連企業など6社が企業説明会を行なったほか、営業や開発業務の紹介、PCを使用しての仕事体験などが行なわれた。

企業説明会を行なったのは、SANKYO、サミー、フィールズ、サミーネットワークス、日本ゲームカード、現代エージェンシーの6社。フォーラムの告知は学生向け就職情報サイト内の各社ページから行なわれ、当日は218名の学生が来場した。

採用説明会では各社ごとに、企業概要や業務内容、今後行なわれる企業説明会や選考試験のスケジュールなどが説明された。また、人材マネジメントの担当者が、自社への応募に限らず就職活動全般について学生たちにアドバイスをする一幕も。

また、実際にどのような業務を行なうかを説明する講演「営業の仕事とその魅力」「開発の仕事とその魅力」にも大勢の学生が参加した。
「開発の仕事とその魅力」を語ったSANKYOの谷商品技術課長は、『CR新世紀エヴァンゲリオン』シリーズや『CRフィーバー創聖のアクエリオン』の開発秘話を交えつつ、同社の社員や開発のプロジェクトメンバーたちがどのようにアイディアを生み出していくかを紹介した。また、学生たちに「“内定してから採用までの約1年間に何を学べばいいか”という質問をよく受けるが、遊技機作りのテクニックについては、学生のうちから本で学べる知識というものはあまりない。それよりもパチンコやパチスロを打ってもらい、どのような要素が客にとって喜ばれるかという知識を得ておくことが重要。また、映画やアニメなど他のエンターテインメントから人を楽しませるポイント・演出などの要素を得て、いかにパチンコに反映できるかと考えることも大切」とアドバイスした。