日電協は里見理事長が留任

日電協(里見治理事長)は6月10日、東京都千代田区の「東京會舘」で第29回通常総会を開催。

任期満了に伴う役員改選が行われ、里見理事長が再任。副理事長には、山佐の佐野慎一社長とオリンピアの兼次民喜社長が新たに就任した。

総会冒頭、里見理事長は「組合が維持発展していくためには、一致団結をし、他団体と協力しながら、お客さまに『これなら面白いな』と遊んでもらえるような機械を提供していかなくてはならない」と強調。その上で、「行政への働きかけや、それ以外の方法で、今の窮状を世間に訴え、何とかある程度の緩和につなげていければ」と述べた。

また、総会後の記者会見では、現在、行政に要望しているのは規則の改正や解釈基準の大幅な緩和ではなく、あくまでも保通協の検査のあり方であることを報告。今後、そういった技術的な問題に関しては、機械やプログラムを熟知した佐野副理事長を中心に、他団体とも協議をしながら動いていく予定だという。　提供元:プレイグラフ