兵庫県遊協、新理事長に平山龍一氏

兵庫県遊協は7月10日、神戸市の「ANAクラウンプラザホテル神戸」で第52回通常総会を開催。

岡本芳邦理事長は冒頭、新型コロナウイルスによる休業要請について、「5月21日の休業要請の全面解除までの間、耐え忍んでいただき、ありがとうございました」とあいさつ。来賓として祝辞を述べた兵庫県警生活安全部の小野義昭部長は、今後の営業に関して、「業界で定めたガイドラインに沿った上で、一歩踏み込んだ対応も行っていただきたい」と要望した。

任期満了に伴う役員改選が行われ、岡本理事長が勇退。新理事長には、平山龍一副理事長が選ばれた。平山新理事長は「問題が山積している中でプレッシャーではあるが、やりがいも感じている」と意気込みを語った。道風益定副理事長、星山相哲副理事長、権和人副理事長は総会前に辞任しており、新たに戎利彦氏、日野慎也氏、香野民浩氏、新井康仁氏が同職に就いた。また、脱退勧告を行った3社（同一屋号）の除名処分に関する臨時総会開催の可否を審議。

無記名投票の結果、賛成78票、反対44票、白紙1票で可決された。3社は休業要請、および井戸敏三知事による休業指示に従わず、営業を継続。定款に規定する「犯罪その他信用を失う行為」に該当するとして、5月7日に脱退を勧告したが、3社は営業を継続したことは正当な行為で、「信用を失う行為」に該当しないと主張し、応じなかったという。

提供元:プレイグラフ