親和性
ここんとこ麻雀ネタを書いてませんでしたけど、それには理由があります。ゲームセンターの不況と麻雀格闘倶楽部の主催者側の傲りがあって、当遊技条件が著しく厳しいものになったからですね。ゲームセンターの不況はコナミとは無関係だけど、運営に関しては問題があったでしょう。
1クレジット200円⇒ラウンド1とJOYJOY
1クレジット300円⇒ゲームセンター
JOYJOYとかラウンド1のように割と資本力を持った法人は1クレ200円でサービスを提供できたけど、資本力のない個人経営のゲーセンでは1クレ200円では運営できなかった。遊技機自体の価格が高騰し、最近のものでは1台100万円以上。これでは機械代金を回収するのが困難です。客の立場からすると1クレ200円と300円は全然違うんです。麻雀は半荘1回や2回で結果が出るものではなくて、半荘10回くらいを目指します。
コナミが1クレ300円を推奨してきたことがダメでした。
ゲームセンター側は1クレ200円とか300円の価格設定でも、実際にはマルマルお金が入ってくるわけではなくて、コナミにロイヤルティ払わないとダメなんで容易には儲からないと言ってました。私個人の事情でいえば、家の近くキャッスル熱田店の目の前にあったゲームセンターがなくなってしまったこと。それと中川区のラウンド1ではこの機械を撤去してしまったこと。そのすぐ近くのJOYJOY昭和橋店が、会員制、時間制になってしまったこと。結局家の近くで遊技することがなきなくなってしまったことが離れていった原因です。
今では
(1)JOYJOY一宮
(2)JOYJOY大森
(3)ラウンド1西春
(4)ラウンド1三重
(5)オークランド春日井⇒1クレ300円
(6)M'Sパーク豊田⇒1クレ300円
これくらいですかね。他にも岐阜に遠征した時はグリフィン穂積店に行くこともあるけどこれはレアケースなので、割と行ってる店は上述した6店舗だけです。となると家チカ遊技は不可能なので、何かのついででしかありません。麻雀格闘倶楽部をやりにいくぞうってのはないでしょう。昔は行く先々でパチ屋に近隣する遊技場を見つけられたものが、今では無理なので疎遠になっています。
遊技機の値段を極端に高くする。
其れによって機械代金を回収するためにゲーム料金を値上げする。
このロジックはパチンコ店で実施されたものと同じ理屈。
だからどんどん麻雀格闘倶楽部で遊ばせてくれるお店が減少し、それに伴い遊技客も減少する。負のスパイラルは元はといえば胴元(コナミ)が高い遊技機を売りつけようとして始まったことだけど、マーケットに水を差して遊技する客を大幅に減らしてしまうと元も子もないわけですよ。パチンコは4円パチンコから1円パチンコにシフトすることで客の目を騙し、客の心を騙し、何とかして生き残ろうともがいてるけれど、コナミにはもがく余地すらない。このまま衰退するだけでしょう。アーケード型の遊技機で、対人遊技を可能ならしめたコナミの発想と技術は凄いと思うけれど、その先どうするかのシナリオがなかった。だからダメになったということです。
因みに麻雀という競技に関しては、アーケード型ではなくて、オンライン通信で家でやるという発想もあるのですが、多分これは失敗します。私とてかつてはインターネット通信でロン2麻雀というオンラインゲームに興じていたこともあるんですけど、パソコンのモニタは画面が小さすぎて目をやられました。視力を失うような環境で遊技性が維持できるはずもなく私は数か月でロン2麻雀を退会することになりました。パソコンのモニタでも無理なのにスマホならもっと無理だから、スマホで麻雀ゲームやると確実に視力が低下します。電車ん中でやってる人いっぱいいますけど、彼らは皆目をやられますよ。
そのために大きな画面で
クリアな絵柄の麻雀牌で
目の負担をできるだけ小さくするような環境で、オンライン有人麻雀サービスを提供できたのが麻雀格闘倶楽部であったと思うけれど、コナミが欲をかいたためにこのサービスは終わりそうな感じです。麻雀というゲーム性が最高に面白いってのは分かるんですけど、オンラインでもない限り4人面子を揃えるのが難しいし、始まりの時間と終わりの時間を一緒にするのも難しい。だから麻雀格闘倶楽部の成功と失敗は非常に大きな意味がありますが、これからはまた新しい事を考えないとダメでしょうね。麻雀格闘倶楽部を設置する条件として、人が集まる場所で尚且つアミューズメントの性格を持つ場として、ラウンド1、JOYJOY、ゲームセンターの3つが選ばれたけれど、ゲームセンターってのはほぼ壊滅状態なんで、これからは別の場所にする必要がある。
つまり
パチ屋の敷地内に麻雀格闘倶楽部を遊技する環境を用意してやれば流行ると思う。
これに関してはかつてのプレイランド大京とか現在のオークランド春日井が1例
4号営業と5号営業は併設可能と思うんで、今後麻雀が流行るためにはそうなっていくのかなと予想します。
パチンコホールは
(1)パチスロ20円スロットによる利益
(2)低貸しスロットによる利益
(3)4円パチンコによる利益
(4)低貸しパチンコによる利益
(5)自動販売機による利益
・
・
・
(6)に加えて麻雀格闘倶楽部による利益
を目指せば良いと思う。
ダービー物語事件1993年10月19日
最高位戦八百長疑惑事件1980年12月24日
過去に書いてきたけど、パチンコが衰退するキッカケになった事件はダービー物語事件。これにより保留玉連チャン機が廃止され、その後のアレジン撤去と相まってパチンコ業界は徐々に廃れていきます。アレジンの場合は連チャン性、射幸性だけが一時的に失われたので、取り戻せる可能性は大いにあったと思うけど保留玉連チャン機のような
(1)遊びやすさと
(2)連チャンによる出玉感と
(3)朝イチモーニングと
(4)高いベース性能は
全部兼ね備えた遊技機を作るのは、今の環境では不可能なので
保留玉連チャン機消滅により失ったものはもう取り戻せません。(絶対に)
そして麻雀については1980年のあの忌まわしい事件也。最高位戦っていうのは競技麻雀なんで、ウラドラもない、カンドラもない、赤ウーピンもない純粋な麻雀なんですけど、そこで南ラス前に灘が切ったドラのダブ南。これを荒が見逃した。和了すればダブ南、中、ドラ3の跳満で和了トップだからここでの見逃しは八百長以外には考えられん。しかも灘は荒の師匠也。
灘麻太郎
荒正義
泣く子も黙る麻雀界の大御所が神聖な場所で、八百長をやったものですからテンションダダ下がりは勿論のこと。当時イレブンPMで大橋巨泉が麻雀に関する番組を提供してたこともあり麻雀に対する「熱」は相当なものだったけれど、この事件により徐々に麻雀は下火になっていく訳です。パチンコはダービー物語事件を分岐点として斜陽になっていくけれど、麻雀は灘と荒との八百長事件を分岐点として斜陽になっていく。両者ともバクチでありながら遊技という性格を併せ持つ「娯楽」の顔を持っており、庶民が手軽に楽しめるモノということで日本人には広く受け入れられてきた文化ですが、この両事件により業界は衰退します。雀荘は減る一方だし、パチンコ店も減る一方。両者何となく似た運命をたどっている感じがしますが、麻雀の世界ではオンライン対戦をアーケード型で実現する。つまり麻雀格闘倶楽部の製品開発によりまして
業界は復活の兆しでした。
それが今では麻雀格闘倶楽部は存在を維持するのが疑問と思えるほど衰退しました。ゲームセンターの閉店。ラウンド1では遊技機を撤去する店。JOYJOYでも縮小化の方向という事でアーケード型の遊技をする客はここ数年で激減したと思います。私自身も遊技する回数はめっきり少なくなってますし、そのせいかパチンコビレッジの中でも麻雀の話を書くことがなくなったってことですよ。
このまま終わるのかなあって思ってたら
最近BS放送で麻雀熱が再び増してきたんですよ。
BS吉本では吉本の芸人さんが4人打ちを披露。BSジャパネットではビーストというメンバーがBSJapanextというグループを形成して盛り上がっています。
BSJapanext
この放送が結構面白い。
番組名はMリーグNo.1への道
放送は毎週水曜日21:30からの1時間
出演者はBEAST Japanext選手
上の画像の4人は、左から
鈴木大介プロ。剛腕
菅原千瑛プロ。
猿川真寿プロ。キャプテン
中田花奈プロ。元乃木坂
特に中田プロの経歴が面白い。乃木坂46の元メンバーでありながら、麻雀プロに転向し、同時に雀荘を経営するというのはメッチャ面白い。美形だから人気もあるけどアイドル出身でここまで麻雀が強いのってあんまりいないし、これからも要注目。この4人が番組を盛り上げるわけだけど最近毎週これを観てます。昔は地上波しかなかったから麻雀の番組って殆どなかったですけど、最近はBS吉本とBSJapanetで麻雀対局をやってくれるんで、じわじわと麻雀の熱が帯びてきたんだと思います。
何となく麻雀ブームです。
そこでこのブームに乗っかって、パチンコホールもひと稼ぎできないかなと思ってます。
パチンコと麻雀って親和性が高いんです。
ゲームセンターとラウンド1とJOYJOYと麻雀亜熱帯でしか流通しなかったために、麻雀格闘倶楽部の人気に陰りが見えるこの頃ですが、パチンコホールに来てるお客様の何割かは、麻雀が大好きです。これはパチンコ、パチスロに関係なく麻雀との親和性が高いです。年齢層も幅広く愛されてるのがパチンコ業界における麻雀との関わりだと思うので、パチンコホールが麻雀格闘倶楽部の遊技機を買って
敷地内に置けば良いんですよ。
同じ島内には無理だと思いますが、区分けして別店舗にしとけば問題ないはず。現にオークランド春日井店ではパチンコ店の外にゲームセンターがあって麻雀の遊技機を置いてますから。そうすると凄く儲かると思うんですよね。1パチを低粗利で運営するくらいなら、麻雀格闘倶楽部の方が儲かるんじゃないかと思うくらい。現状パチンコホール内で儲かってんのは
(1)に20円スロット⇒これは当然
(2)1円パチンコ
(3)5円スロット
(4)4円パチンコ
(5)自動販売機
(6)コーヒーレディ販売
今コヒレの売上はガタ落ちなんで論外ですけど、それよりかはよっぽど麻雀格闘倶楽部の方が儲かりますよ。なんだったら別店舗に、ゲームじゃなくて雀荘を併設経営すれば良い。雀荘については、日本では賭けマージャン禁止ってのが建前だから難しいかも知れんけど、雀荘自体は日本全国に全然普通に営業してるんで問題はないはず。金賭ける賭けないはここでは議論できませんが、別に金賭けんでも常連さんがパチンコ、パチスロ終わりにちょっと覗いてくるかって雀荘で一勝負。仲間内だけでパチンコの帰りに遊んで帰るってのは本当に素晴らしいと思うんですがどうでしょうか?雀荘の中に、麻雀格闘倶楽部を一緒に置いといてもええよ。どんな形であれパチンコと麻雀。親和性の高い者同士を商売の元にするってこと。
(1)の20円スロットがダントツで利益貢献度が高いと思うけど、5スロとか4パチはゴミだから、筆者の予想では恐らく
4パチよりも自動販売機の方が利益が高いと思う。
そして私の予想では、この自販機の売上による利益と同等くらいは麻雀格闘倶楽部で稼げるんじゃないかと思う。例えば1000台クラスのお店では麻雀格闘倶楽部の遊技機を40台くらい置いといて
(1)1クレ300円だと常時20人
(2)1クレ200円だと常時30人
これくらい客を呼べるんではないかと思うんです。1クレ300円で20人が10時間遊技したとすると
半荘1回40分(0.667時間)⇒10時間で半荘15回
15×300円で4500円
これが20人いれば1日の売上は9万円ですよ。
1ケ月で270万の利益が取れそうなんで、従業員を何人かは雇えると思います。
1日に4500円の台粗を稼げる遊技機を20台くらい置いとける勘定。
麻雀とパチンコって親和性が凄く高いんで、パチ屋で麻雀格闘倶楽部って粋じゃないですか?朝イチからパチ屋には行くけど、おじいちゃんお婆ちゃんが1パチやのうて麻雀格闘倶楽部で3打ちにのめり込む。パチスロやってた人が午前中に金遣っちまったので、一旦パチスロから離れて麻雀格闘倶楽部で頭を冷やすとか。でまた夕方になってエナ狙いでパチスロに舞い戻るとか。色々なシミュレーションが考えられますけれど、なんだかんだいってもパチ屋での麻雀ゲームは流行るような気がするんです。そういうことを考えてくれるパチンコホールさんが出てくれば嬉しいんですけど
この際
何でも良いから粗利を稼いで頂きたいです。
それがパチンコの釘調整にも反映されるわけですから。
コメント
ゴーニィ様
投稿ご苦労様です
パチ屋に麻雀格闘倶楽部併設のアイデア面白いですね
元・乃木坂の中田花奈さんは随分知名度が上がった様で嬉しいです
特に彼女のファンと言う訳でもなく、ライブやグッズにも興味はないのですが乃木坂の番組は観ていて、中田さんがBSの麻雀番組にも出演し始め斬新だなと感心しました
当時、センターだった白石さんをゲストに呼びたいが、白石さんにファンと自分の仕事を取られるかも…と逡巡して居たのが印象的でした
私は麻雀さっぱりですが、このまま衰退するのは勿体ないと思います
ではまた(・∀・)
村上亀吉様
中田花奈さん。とっても美しいですね。
彼女みたいな人が麻雀の世界を変えてくれると有難いんですけど、かつての新選組のような薄暗いグループではなくて、BEASTとか麻雀格闘倶楽部のようにきらびやかな方がこれからは良いでしょう。
然し麻雀世代の貴殿が麻雀が分らぬとは…
いけませんなあ。
パチ屋にも麻雀格闘倶楽部を置く時代が来ると面白いです。