今から19年前に1円パチンコが登場した事が転換期だったように思いますが今年は本当にパチンコ不況です。そんなのは今に始まったことじゃないし、毎年パチ<スロの流れで参ってますが今年ほど其れを顕著に感じる年はありませんね。日本で初めて1円パチンコが登場したのは2006年だったと記憶していますが。

2006年6月6日 
東京港区のPアーク三田店

が最初だそうです。私が竹屋を止めたのが2006年で、その翌年に今の会社でパチンコの話に花が咲いたとき最近は1パチばっかりや っとるという爺さんがいたってことをはっきり覚えています。 
 

当時はタイホウ熱田店でも1パチが入りましたけど、最初は4円じゃ打てんような遊技機を1円で触ってみるとか。4円が駄目で帰ろうかという時に、ストレス発散の為に1円で遊んで帰ろうとか。後者は今では麻雀格闘倶楽部がその役割を担ってくれてますので問題ないんですけど2006年当時はそういうのがなく、4円が駄目だった時のストレスのはけ口が1円パチンコの役割だったように思います。ところが時が進むにつれて

遊技機メーカーは尖った台しか発売しなくなる。
遊技機メーカーは客に勝たれるのを極端に嫌がるようになる。
遊技機メーカーは三洋物産だけがまともな機械開発を行ってきた。

このような状況になり、4パチでボロ負けし始めた客が1円の世界に逃げ込むようになっていきました。4円で負けるんなら家で他の趣味に時間を割けばよかろうと思うけれど、そうはイカの金玉ってのがパチンコ客の言い分でして、パチンコが好き過ぎてどうしようもないのか？ギャンブル依存症で焼かれた脳を落ち着かせるためにはパチンコってものをやらざるを得ないのか？

パチンコが好きだからパチンコで楽しませてくれ。
勝っても負けてもパチンコでドキドキしたいのだ。

4円で4万円溶けるパチンコが、1円では1万円しか溶けないってことに気付いた遊技客は徐々に4円⇒1円へと流れ込み、1円パチンコはさながら老人病院か養老施設の阿鼻叫喚。否、年齢とか性別にかかわらず4円じゃ大金を失うけれど、パチンコをしたいという客が引きも切らずに1円パチンコの世界へと流れ込みました。これが今の1パチブームになってる訳ですけどまっこと不思議なのは

低貸しはパチンコの世界だけで
パチスロの世界では全く盛り上がってないんです。

パチンコは4円⇒1円に人口移動したけれど
パチスロは20円⇒5円には行かなかった。

この原因はひとつには、パチンコをする客は50歳以上の高齢者が多くて容易にスロには移行できず、4パチ⇒1パチへと移動したってのがあると思うんです。20代、30代の脳ならばパチ⇒スロへと脳が切り替わるのにさほど時間はかからず、玉⇒コインへの移動が簡単だけど、コインに移動しても20代、30代はお金を稼ぐ能力が高いから20スロ⇒5スロに落とす必要がなかったってことなのでしょう。確かに60代、70代の年金世代は給料いっぱい稼ぐことは叶わないので限られた年金資金だけでやるならば20スロよりも1パチという選択になるのかもしれません。ここで高齢者が20スロではなくて5スロを選ばない理由がイマイチ分かりませんが

4パチを打ってる高齢者の選択は
(1)4パチ⇒1パチへと移行した。
(2)4パチ⇒20スロへと移行した。
(3)4パチ⇒5スロへと移行した。
(4)4パチ⇒4パチで頑張ってる。
多分(1)が圧倒的に多くて、(2),(3),(4)は少数派なのでしょうね。

4パチを打ってる若年層の選択は
(1)4パチ⇒20スロへと移行した。
(2)4パチ⇒4パチで頑張ってる。
多分(1)が圧倒的に多くて、(2)は少数派なのでしょうね。

だから20スロと1パチだけが稼働して、あとは稼働しない。

となると店は20スロだけを還元してあとは放置。例え年イチイベントでもパチンコを還元しない理由は其れだと思うんですけど、20スロと1パチでは利益貢献度合いが全然違うので20スロを重視するのは当たり前。4円パチンコは例え釘を開けても客が付かないし釘の開け締めだけでも人件費がかさむからいっそのこと万年釘にしようず。という事は当たり前だと思うんですけど、其れが今年になってから顕著になってきました。40年くらいパチンコを打ってきて今が最もその傾向が強いと感じるし、今年は本当にヤバイです。どこのイベントに出かけて行ってもそんな感じだし、静岡の特定の店とイベントを除けばパチンコは既に死に体。

パチンコビレッジも終焉に近づいています。

4月は久しぶりにイベント狙いに出ようと思うてきたけどなんじゃコレって感じ。開けてないのは明らかだけど一応台押さえカードを突っ込むと、すぐ近くにはマスクマン2号の魔の手。彼は数日前にもこの台を打って15000発くらいは勝ってたっけ。内心はそっちの方が回るんだろうなと思ったけど、自分が過去履歴でOKを出したのはこっちだから意に介せず。ところがマスクマン2号は釘をがん見した後後ろの台に移りやがったよ。釘を何分も眺めてるマスクマン2号。確かに1台1台が微妙にミクロに異なるのは分かるけど、其れを見てた私は大笑い。そこまでがん見せにゃ分からんかってことと、例えミクロの差があったとしても其れが回転率に影響する可能性がミクロではないと言い切れない。ミクロを考慮して釘調整してるはずなので、ここでの横の個体差はあまり気にしない方が良い。店に入って釘を見てから遊技台を決めるっていうのは「気持ちは分かるけど」あまり賢い選択肢ではない。釘の個体差を承知で営業してる訳だから、遊技した時の回転率は上ムラ下ムラ以外では大して変わらないのが現実。否、変わる場合もあるが其れは見た目の釘調整では判断できないことが殆どだ。故に愚策。時間の無駄。

其の時間の無駄をして選んだ彼の台は…

ほどなくして止めていった。140回転で放棄、最初からやらなきゃいいのに。よせばいいのにの選択で1日1台の原則崩れたり。下手クソって思いながら見てたけど、驚いたことに数分後には島に戻ってきて最初に押さえた台の方に座ってるよ。だからイワンレンドル。最初からその台打っとけば良かったんだよ。だけどその台でも彼は140回転で放棄してどっかに行っちまった。アーア其れをやったらおしめえだよって思うけど、これだったら最初に座った台で280まで打つか。あとから座った台で280まで打つかの方が良かったんじゃないの？って思いながら1日1台を実行することの難しさを垣間見た。

1日1台

これはパチプロでもなかなか実行できないんですよねえ。否実行しない方が良いと思ってるから実行しないんだろうけど、其れは大間違い。やれないからできないんです。そこまでの力がないんです。自分の力不足を差し置いて、何台も遊技台を変える事を肯定する人を沢山見てきたけど、本当に1日1台を守れる人は少ないです。この日のマスクマン2号の行為はどうかな？って見てましたが、ひとつには当日の釘の個体差で回転率の個体差が判断できるという誤った考えが招いた失敗によるもので、絶対に褒められる行為ではないってこと。私は常に過去履歴を頭に置いてるので、回転率の差は二の次なのですがこの日彼が遊技した2台の回転率の差は台移動しなければならないほどの差だったのかどうかは疑問。ならばひとつの台に的を絞って140ではなくて280まで遊技して結果を分析した方が将来の役に立つ。

情報を沢山抱えてる島ならば回転率の差で2台迷うことは理解できます。
ならばその差を見誤ることがあってはなりません。

情報を全く持ってない私は過去履歴だけで遊技台を選びました。当日の釘調整の個体差は無視できる程度のものだと判断して打ち始めます。するといきなり26回転と好スタートを切りましたが次の500円であわやゼロ。次の500円でも殆ど入賞せず結局4回転で終わりました。

26
4
21
21

何とまあ。2000円目の4回転でこの台は無理って思いましたけど、今後の事を考えて5000個辺りまではやろうかと思ったらレッツマンボウが踊ってる。バラケ目3回目にブルブルっと来て魚群。66のリーチが6を通り過ぎて341。してやったりだ。72回転目の出来事。これが3連チャンしてだいぶいけそうって思ったけど、確変中のハンドル操作がダメ。強く振るとハンドルが返ってこないもん。強弱打ちができないと分かったので保留が溜まると止め打ちで、保留がなくなりかけると打ちっぱなで消化。やっぱり玉が減る。その17回転目にまたまたブルっときてシーサーが開口激熱だ。魚群が流れて今度は888の単発。その時短中保留玉がタツノオトシゴに変化したと思ったらリーチならずウリンの擬似連発生。これがエビのワリンリーチから魚群が流れての555してやったりだ。

何だか沖縄の良いところばかり也。

(1)レッツマンボウ、バラケバラケと来てボタンがブルブル。魚群
(2)ボタンブルブルからシーサリーチで開口。魚群
(3)時短中の保留変化からウリンの擬似連。ワリンリーチで魚群

当たりの王道ばかり来るので久しぶりに沖縄打って良かったなあって思ったけど72回転、17回転、14回転と激しく当たる。気持ち良い。超気持ちいいって思いながら玉を抜くと11000発。11100個始まりのこれだから128回転で100個ほど玉が減ったけど、これくらいだったらまだマシか。でも回らないから即止めだな。

 もうちょっと様子を見ても良いけど2000円目の4回転で正体を見たりだから推して知るべし。
 

大して稼働しなかった。初っ端の300回転で5回も当たるという奇跡的な当たりを見せたが、大抵はこういう時尻すぼみ。無駄引きって思いながら店を去るけど、5回目の当たりが73回転単発としてるのは実際に自分が見ていたから。自分が止めた時点で128回転当たらずだけど、帰る頃様子を見たら131回転で単発で当ってやんの。その時短中に単発を見て帰ったからこうしてる訳です。にしても232単発までは許せるけどそのあとの1113回転はいただけないっすなあ。やっぱりじり貧。無駄引きのあとはペンペン草も生えやしない。

こちらはマスクマン2号が2台目に座った台。否最初に座ろうとしてた台で数日前に彼が遊技した台。その日は朝イチからではなくて午後イチくらいからまあまあの時間稼働で15000発勝ち。この台の前日は朝イチ1060回転2連チャンで当り終え。当日は朝イチ257回転4連チャンを皮切りにそれ以降は右肩上がりの23000発。もっとやっとかんかい。

マスクマン2号が最初からその台に座っていれば140で止めたかどうか？
止めたいと思っても1日1台を順守する気持ちが強ければどうだったか？
140やそこらでは上ムラ下ムラアリアリで止める根拠には乏しい。
目的を持ってきた以上はやらないか、やれば5000個落ちのいずれか。

140回転回して回らんからぶん投げるでは最初から打たん方がええんと違うんか？

パチンコ大不況の年なのでパチンコきついってのはあるし、私もこの前ネガティブになり過ぎて失敗してる。パチンコ不況の年だからこそ勝てるときはでっかく勝たないと厳しくなる。

11019個のうち2750個だけお金を貰って残り8269個は貯玉しました。今までこの店では貯玉しなかったけど、これからは貯玉生活に切り替えます。今までは極稀にしか来なかったから現金勝負なれど、今後は勝てるように努力します。

1日1台にしてるって意味を考えて下さいませ。
何故1日1台なのか？
は何故1日1台が実行できるのかってことを考えないと答えには辿り着けない。