本日は記念すべき1000回目の投稿になります。ふと自分がこの仕事を始めたのはいつだったかなと思って振り返ると2012年の2月27日でした。一番最初の仕事の依頼はPantone CoolGray3cという色でワークの素材はABS/PC。黒地の1押しという条件での色出しでしたが、これを皮切りに世の中には私が着色した色が様々なワークに展開されたということで思い出深いですね。何に使われてるかを告知して誰でもイメージできるのはゼブラのボールペンだと思うけど、仕事として一番多かったのは自動車関係。エアコンの赤と青。ウィンカーに印刷されるマーク。自動車の内装には大抵そのようなインクが使われています。資生堂のイメージカラーである紫も思い出深いし、医薬品のキャップにアンパンマンを印刷したのも思い出深い。勿論御札の黒と朱色も私が手がけた色だし、変わったところでは福原愛ちゃんご愛用の卓球のラケット。蝶のマークがきらりと光ります。無論これはゴムのラバーをはがさないと表に出ないので一般の人は誰も知りませんが、タンポインクというものは日本国内のいたるところで使用されております。本日はその日からちょうど10年が経ちました。
 

10年ひと昔。うーん感慨深いですねえ。
 

話しは変わります。今年の2月からトンイを借りてきて見るようになったわけですが、丁度そのタイミングでBS日テレでトンイのテレビ放送が始まったのは奇跡的な確率ではないでしょうか。しかも同じ時間帯にそれまでイ・サンを録画してたので、トンイの放送が始まったのは知らなかったにもかかわらず勝手にトンイの録画が始まってるので目茶苦茶ラッキーでしたね。BS民放の場合はあまり事前告知がないので番組が始まったことなど知る由もなく通常であれば何話か進んでから気が付くというもの。今回は第1話からバッチリ録画されているのでDVDを買わずとも何度でもトンイを見ることが可能になりました。良き時代になったものです。昔なら考えられなかった出来事が、当たり前のようにサービスを受けられるのは幸せなことですが、それ故の視聴率の分散と低下は避けられず、テレビの画面とパソコンの画面とスマートフォンの画面それぞれに固定のユーザーが付いていて視聴率を奪いあうという世の中です。これが日本のテレビドラマがつまらない理由かと思いますが、日本では既にテレビの将来性を諦めて、捨てているからこそ良いものができないのでしょうね。

韓国の番組制作スタッフの熱量に敬意を表します。

この先いくらYouTubeが繁栄を極めたとしても、テレビという番組が提供する役割には勝てないんじゃないかなと考えるのは、映画だと2時間～3時間。ネットでも数時間が限界なのに対してトンイとかチャングムでは60時間を超える物語なので、見る人に与える感動は格別ですね。数時間でしか表現できないお話と60時間ではやっぱり違います。そのトンイも1回目の視聴はほぼ終えたところなので、3月に入れば「韓国ドラマ」総集編みたいなテーマで記事をUPするかと思いますが、この辺のお話は例によって関心がない人にとってはまるで意味のない内容だから、韓国ドラマが嫌いなお方は読まないで下さいませ。

2月23日の実践報告です。事前に例の天才パチンカーさんと台被りするかも？的なことをチラと考えましたが、私の朝は早いので店に着いたら 誰もいませんでした。まあ台被りしたらパチンコを打たない選択肢もあるというほど、期待値の低いパチンコなので別に構わないんですけどね。 期待値は低いし、勝利期待度も低い。やる気のないパチンコですが、23日の店に行って下手にエヴァとか慶次に手を出そうものなら大金を 失う可能性もあるので、これはボロ負けを否定する行為です。1年間の土日休日の中には、当然端境日が何日かあるけれど、そこで回らない 電サポに手を出してしまう人間は期待値が雪だるまのように膨らんではくれません。ここでボロ負しない日をつくっておくと大抵は右肩上がりに 勝ちの金額が膨れ上がっていきます。大勝と大敗を繰り返す人間は年100勝つのは難しいのであります。

言わずと知れた野生の王国。今回はドラムになって新登場ですが、ここで悩ましいのは3つのセレクトがあること。

(1)1/100で游タイムなし 
(2)1/100で游タイムあり 
(3)1/160で游タイムあり

皆様ならどれが良いでしょうか？

店に入ってスペックを確認してると1/100は1/24で20回転高確＋50回転時短。1/160では1/18で20回転高確＋50回転時短とありました。これを見て一発判定。1/100で游タイムありです。何といっても1/160よりも1/100の方が時短恩恵大きいです。50回転を1/100で当てるのと1/160で当てるのとでは話にならんくらいに確率が違うのでこれは1/100にすべきです。ST中の確率は1/160の方が甘いので総合的な継続率はどちらも75%と同じ。ですが電サポ恩恵を受けるという事はその分、実質的な大当たり確率がUPするという事ですから1/100以外の選択は有り得ないでしょう。

勿論T1Yは1/160の方が大きいです。10R比率も1/160の方が高いです。感覚的には一気に出るけれど、一気に嵌る、飲まれるというタイプですが大当たり確率が1/100と1/160では全然異なるし、時短恩恵考慮するとその差はもっと大きくなるわけですから今日は1/100で決まりです。私は游タイムがある方を選びました。ここで朝の入店時にちょっとした違和感というかトラブル？私の台は3台ある真ん中でその両隣には50代くらいの夫婦が陣取ったのですが、最初私の右に座ったのが奥様の方。左に座ったのが旦那さんでこれが1/160の奴。ところが旦那さんがデータ取りするのには沢山当たった方が良いから俺はこっちにするわといって奥さんの台を無理やりどかせて、自分が1/100の台に座り奥様を1/160の台に座らせたのであります。この奥様、打ち始めの20回転くらいでいきなり大当たりを見せてこっちで正解か？って思わせておいて、そのあとが嵌り。STで当たらず、時短でも当たらずついに游タイムの470回転到達まで来ました。ここで旦那さんの台はというと、朝の初っ端は172回転と嵌りましたがそいつが6連チャン。この後10Rで当たるし連チャンするし、時短中にはバンバンに引き戻すので一気に1万個くらいまで増えました。実に羨ましい展開なのですが、ここで確変中にゾウさんの10Rを引いた時に事件は起きました。

左が奥さん。真ん中がオレ。右が旦那さん。

旦那の台が10Rで当たったことを横目でちらりと見るや否や

席を立って旦那の胸ぐらに一直線。相手の胸ぐらをつかんで、何やら訳の分からん暴言を吐きながら旦那を殴りつけるのです。怒った旦那もやり返すわでこの二人は私の隣で殴り合いの喧嘩をおっぱじめるという前代未聞の出来事に私の心中は穏やかならず。真ん中の私は嵌り中なので正直旦那の台が当たりまくってる時点で気分は最悪なのですが、それに輪をかけるがごとく奥さんの暴力が始まって気分はすこぶるブルーです。まあ、気持ちは分からんでもないんですがね。いくら夫婦でどんぶり勘定とはいうものの、せっかくなら気分よく打ちたい。奥さんが最初に座った台で遊技してれば、当たりまくりの状態。一方旦那が最初に座った奴に替えられた今の奥さんの台は游タイム目前まで嵌り中。そこで旦那の10R当りを見て、不満が爆発したというわけです。

それくらい旦那の台は、これ以降も当たり続けました。

一方の私は299回転で游タイム突入しました。ここで疑問だったのは、一般的な游タイムは電サポ＋通常抽選のうち高確率状態を除く所要回転数に到達した時ですが、この台は高確率状態の20回転を含む299回転で天井到達となります。という事は大当たりすれば常に75回転まではいくので、その後224回転回れば游タイムに到達することになります。すっごい恩恵やねって思ったのも束の間

つ
・
か
・
の
・
ま
・
の
・
し
・
あ
・
わ
・
せ

70回転で游タイムは終了しました。

今度の野生の王国。何と、何と、何と。游タイムは突入後70回転しかありません。

これじゃあ遊タイムが付いてても付いてなくてもあんまり関係ないよって思いながら、電サポの75回転をあっという間に駆け抜ける。374回転からまたまた買い足しを続けとうとう24000円まで投資が膨らんでようやく当たり。4.5倍もの嵌りを頂戴し6連チャン。2134個の玉を貯留してからワンプッシュ。食事休憩に行くことにしました。ここで回転率を計算すると初っ端の8500円で136回転よりはかなり改善してたので、やっぱり打てるレベルねってことになるんですけど如何にも投資が膨らみすぎたので今日の場合は5000個とか6000個を超えると止め時を意識するでしょう。

食事から帰った時点で私の台は大当り回数はたった11回。甘デジとは思えないほどの体たらくですが、右隣の旦那さんの台はその後も当りまくって既に45回の大当り回数です。左隣の奥様の台は、470回転で遊タイムに突入した後は540で当った奴が伸びて10R連発。引き戻し及びST中の当り満開で一気に12000発を超えました。ここで少しは気持ちが落ち着いたのか、喧嘩模様が一旦は収まっていたのですが、そのあとまた嵌りに掴まりだして機嫌が悪くなります。そんなことにはお構いなしに旦那さんの台は当り続けるので、冷戦状態が復活し、また取っ組み合いの大喧嘩を始めるので、間に挟まれた私の心情としましてはええ加減にしてくれんかいね。

間に挟まれた自分の台だけが、ひとり蚊帳の外なので憤懣やるかたないのですが、それに輪をかけて両隣の客が夫婦喧嘩を始めるので気分が悪いことこの上ない。持ち玉の2134個を全部飲まれたら帰ろうと決意したところ、そこまで酷くはならず残り800個くらいで当った奴がまずは3Rの単発。そのあと僅か2回転で当った奴が4連チャン。その時短中はラスト2回転(タンプ上68回転)で3Rを引いて仕切りなおし。そこから13回転で5連チャン、20回転で3連チャンを引き入れて都合14発。4670個を獲得したところで5500個に到達。犬も食えない夫婦喧嘩の間に挟まれてはかなわんと逃げ出してきましたが、本当にこの日の旦那さんの台はよく当たりましたね。恐らく15000個辺りまでは一気に到達したと思うのでなかなかの爆発力とお見受けしましたが、継続率75%は伊達じゃない。軽く20連チャンくらいはする台と思います。海物語3R2の確変継続率は75%なのでそれに似た仕様ですが、こちらは平均出玉が250個なのでたかが知れてるけれど、この野生の王国は1/100でも平均出玉はそれなり。右の性能だけで見ると

10R、780個⇒10%
5R、390個⇒60%
3R、230個⇒30%

平均すればT1Yは380個くらいなので海の3Rよりもかなり出玉が多いです。これが本日遊技しに行ったポイントですね。結果的に今日は一度も10Rを引けなかったですが、右隣の台は10R引きまくってたし、当りが上に偏ると半端ない出玉性能をみせる可能性もあるわけで、本日の行為は正当化すべきでしょう。因みに遊タイムはあってもなくてもあんまり関係ないと書きましたが、実際にはそんなことはありません。たとえ75回転でも電サポは有り難いですし付いていたほうが良いと思います。大当り回数が伸びれば伸びるほど。低確抽選にヒットすればするほど、50回転の時短が持つ意味は大きくなります。そこで299回転以降の75回転も間違いなく重要な意味を持ちます。本日は、たまたま遊タイムが付いてない方の台が噴いたけど、私が選んだ台の選択は間違ってない思う。1/160よりも1/100の方が時短恩恵は遥かに大きいのだから、やっぱり1/160は捨てるべきと思うし、同じ1/100であっても何が起こるか分からんから299以降の75回転をただで回せる遊技台の方がお得なのは間違いない。

本日遊技した台は、299以降の遊タイムです。
(1)高確率20回転
(2)時短55回転
(3)その後224回転消化で突入します。

ということは、時短が終わって遊技を始めるとほぼ遊タイムまではやらなアカン状態で、常に遊技することになります。止めるのは、本日の私のように14連チャンでまとまった出玉を獲得した後の75回転で捨てるくらいじゃないと捨てられません。ということは、お店にとっては非常に扱い易い機械になってると思うのは、例え回さなくてもこの台に座った客はほぼ1日中座り続けることを余儀なくされるってことです。

止めたいと思っても止められない。

止める時期がなかなかやってこない。

これはお店の思うつぼでしょう。1個賞球で回さない遊技機をお店に置いたとしても、一旦遊技し始めれば、遊タイム突入マジックで止めるに止められない。どんなに回さなくても客は離れない。どんなに回らなくても客は遊タイムまで追って行く。どこまでもどこまでも、負けても負けても客はこの台から離れられない。お店が儲かる機械になっています。

野生の王国ドラムバージョン 
(1)1/100で游タイムなし 
(2)1/100で游タイムあり 
(3)1/160で游タイムあり

今回3つの仕様で商品が発売されることになりますが、ここまでの内容を読んでお分かりの通り。

お店が買う機械は(2)だけで良いってことです。 
お客が打つ機械も(2)だけで良いってことです。

なんもかんもがハッキリしてしまった野生の王国ドラムバージョン。ただこの日一番勝ったのは、1/100で遊タイムの付いていない方。その爆裂っぷりを見て激怒した奥さんの気持ちも分かるし、私も隣で見ていて右隣が羨ましいと思ったけれど、本日このような事を書いたのは、夫婦喧嘩にスポットを当てたのではなくって、この台がちょっと調子付いてしまえば奥さんが旦那さんに殴りかかりたくなるほど羨ましい当たりっぷりを見せるってことですよ。上述した話では、客も(2)が良いと書いたけれど、今度私が打つときはもしかしたら、(2)ではなくって(1)を選ぶかもしれない。だってその方がいつ止めても悔いはないからね。止め時を選ばない遊技台の方が都合が良い場合もあります。

本日の遊技では161回転の後は実質14連チャンになりましたが、
このようなときくらいしか止め時ってないのと違うんか？