驚いたことに3日連続同じ店。同じ発想。同じ考え。まあこれはこれで間違ってはいないと思うんだけど、初っ端の土曜日がことのほか痛かった。あれはないでマジで。店に文句のひとつも言いたくなるが、ここまでパチンコが劣化したからパチプロさんもお手上げなのだと理解はするけれど、それでも尚且つピンである以上は勝てる店、勝てるシマ、勝てる機械を目指して戦わないと長い目で見て結果は付いてこない。分かっちゃいるけどパチンコ稼業は大変だ。こんな時に仕事は止めるなよ！

絶対に！

19，20は敢えてこの店を外した。

理由はライバルか多かろうから。

もうそろそろ誰も来ないだろうとタカをくくって朝の並びに加わると3日連続ってなわけだ。でも昨日のうちから彼には私の作戦を伝えといたからあながち偶然ではない。まあこの店で並ぶと開店待ちする時間がことのほかしんどいから誰か知ってる人でもいない限り容易には朝早く並ぶ気になれない。今日は知り合いが二人ほどいたおかげで退屈することはなかったけれど。その並びに加わった元パチプロのKさんはとあるで今月は18万も勝ったらしい。裏山ですが、彼は今から10年以上も前に初代ガロでガロしか打たなかった時期があってその話が凄まじい。

パチプロ1年目
初代ガロで770万円の勝利。
パチプロ2年目のとある月
1っカ月で110万円のマイナス
その翌月は70万円のマイナス

これこそが確率のバラツキ！恐るべし。この人のお話が本当かウソかはたまた事実を盛った話かは分かりませぬが、事実だとすると壮絶。いくら前年に770万も勝ったからといっても、たった2カ月で180万も凹んでしまうと勝った気分は吹っ飛ぶでしょう。これだから私はガロやユニコーンを打たないのですが、実際問題として爆裂機を好むユーザーは大なり小なりこのような事態を避けては通れません。手堅いパチンコが好きだという私の趣味嗜好もちっとは分かって頂けるでしょうか？結局この人は2カ月間の大ブレーキがあったおかげで確率を疑い、パチンコで生活することの限界を感じパチプロからサラリーマンの道へと戻ることになりました。特に最初の1か月で110万凹んだときは、ほぼ毎日5万円くらい負けてたというお話ですがこの1か月間で単発当たりが2回だけという悲惨な状況だったという事です。

パチプロになることは止めましょう。

そこで

手堅いパチンコまっしぐら。ライバルはいない。今日は大丈夫だって思いながら店に入ると、釘が足りないのでは？疑惑が浮上。ムムッ、昨日よりもほんの僅かに締めた形跡がある。大丈夫なのかっていう疑惑付きの勝負開始となりましたが、こちとらかなり前もって立てた計画の実行なのだから今更後には引けないし行けるとこまでは追いこんで帰ろうと思う。その2500円目。41回転目にティティティティティンの音楽とともにキンコンカン演出が始まる。無論これは当たりで尚且つラウンド中にリンケージハンドルがさく裂して初っ端からRUSHの突入だ。RUSH中は当選が1/59で転落が1/123ということは初代漆黒に似た継続率か？確率分母2倍の勝負なのであんまし継続に期待は持てないけれど、公表では一応78%らしいのでそれなりに連チャンはするのだろう。って70回転をあっさり駆け抜けて350個程度の出玉で終わってしまった。これだから転落はイヤンなるわと思いながらも次に進む。転落機ってのはウラ嵌るととことん連チャンしない事態に遭遇することがあるからあんまり好きではないし、慶次蓮で散々嫌な思いをしたから慶次の転落イコールまるで連チャンしないと思い込んでいる。

初っ端のSTが駆け抜けると嫌な気分にさいなまれるけれど、気を取り直して戦いは続く。ここで左隣の兄さんの連チャンが止まらない。15連チャンで7200発。羨ましい。自分の台はというとこの後も50回転後にSTを引いたけれどここでも2連チャンとそっけない。お次は嵌りで今度は確変ではない方。当然30回転の引き戻しもなし。

この辺で今度は右隣のお兄さんの連チャンが止まらない。20連チャンくらいしてくれて一気に1万個まで到達。阿呆らしい。何故自分だけが蚊帳の外なのだと。試練はこの後も続いて123回転目に当たった奴がST入ったのに2連チャン。そして22回転目に当たった奴がまたまたST入ったのに2連チャン止まりではどうにもなるまいて。

転落機の怖さを思い知ったよ。1/59と1/123ではちょいと不幸が起きると1/59よりも1/123の方が一杯当たるってことは知っている。今日の台もそんな感じで当たっているけれどハッキリしているのは

1/123で4回当たった。
1/59では3回しか当たらなかった。

STに4回入ったのに
(1)単発
(2)2連
(3)2連
(4)2連

下手くそにもほどがある。継続率78%ってね。ここまで台に小ばかにされるともう腹立たしくてその場にいられないが、今日の台は回転率も6.7程度なのでここは止めるに如かず。この台はダメでしょう。甘デジの良いところはあんまりお金を使わずに長い時間遊べるってとこなのに、それが全然活かされてないから甘デジとは言えない。1個賞球機でこのような機械開発は好ましくないと思う。甘の良さって何ぞや？320では味わえない安心感と安定感が甘デジの売りだと思うけれど、ここまで尖ったスペックにしてしまうと例え一撃があっても止める人は多いと思う。一撃1万個か、今日みたいにショボ連続きでボロ負けか？みたいな遊技機の開発の在り方は間違ってると思う。何故このような台ばかり売り出すのかは全く分かりませぬがこの台は有り得ん。

どうやらこの台に対するスペック分析が甘かったようです。漆黒？と聞いて嫌な気はしてたのですが、ろくにスペック分析もせずに戦いに出向いたのが失敗。今日みたいに単発、2連、2連、2連てのを経験するとST5回とっても大当り回数が10回くらいのことは有り得る。ということは初当たり10回取ってもST入らずが5回。ST突入が5回だったとすると

初当たり10回
(1)ST入らずが5回
(2)ST入って2連ALLが5回⇒大当り回数10
初当たり10回で大当り回数が10回。

(1)の出玉⇒1800個
(2)の出玉⇒2800個

(1)単発後の自力回転⇒500-170で330回転
(2)ST後の自力回転⇒500-20で480回転

初当たり10回取るのにBサが11250個で見返りが4600個。差玉6650個分のマイナス。ということで半日稼動でも3万円くらい簡単に負ける可能性を秘めている遊技台なので、もうちょっと打つ前に検討が必要だったかなあと思っているところ。半日で3万、終日で6万負けくらいは覚悟せねばならない遊技台ですが、ショボ連が続いたときは本当に死ねる台に仕上がっているので今回ばかりは判断を間違えたと思います。確かに自分が打っているとき左隣は朝一発目で15連7200個。右隣は朝一発目で21連1万個超えでしたから、一撃があることは十分分かりましたけれど、一撃があったらあったで自分なら即止めしたと思うから長時間の遊技にはならない。一撃がなくてショボ連が続けばボロ負け街道まっしぐらということでどっちに転んでもあまり気乗りはしないです。甘デジの割には一撃性があるとか、甘デジの割には爆発力があるという言葉は良い時に偏ったことを想定する言葉であって、真実を語る言葉ではありません。良い方に偏ったら○○的な物言いは好きじゃない。だったら悪い方に偏ったらどうなるの？って思うけれど、この日の私はまさしく悪い方に偏ってしまいそうな展開だったので「死ねる」と思った遊技台でした。上記の画像データを見て気になる部分が一箇所あるのがお分かりでしょうか？分かった方はコメントを頂戴したく思います。この僥倖を生かせなかった時点で、ほぼ白旗。ほぼ負けを覚悟しました。

直営で先行導入ってのも良し悪しですね。昔みたいに先行導入はろくにスペックも分からずに手を出さざるを得ないからと甘釘で営業してくれた時代なら先行の良さとか有難味も分かるけど、今みたいに尖ったスペックばかりでは先行導入の必要性は感じない。1個賞球しか出さんメーカーの姿勢もどうかと思う。このような遊技機こそ3個賞球でまったりと遊べる仕様にせねば。

海物語はまともなスペック⇒サンスリーのギンパラは意図的に尖ったスペックでしか出さん。

慶次は割とまともなスペック⇒漆黒は意図的に尖ったスペックでしか出さん。

そういう事なら今後は一切「漆黒の衝撃」はやらんでござるよ。

バカが作った台だから。この台だけは許せん。

遊技機の開発にもやって良いことと悪い事の区別があろう。