やってはならぬセックス

今週は週中に末尾9の店を偵察に行きましたが、土曜日にちょっとだけ期待が持てるイベントもあったのでそちらのお店にも様子伺いしたのが木曜日。懐かしの場所というか自分にとっては馴染みの土地柄ということで、この近くには〇〇砥石という会社があります。愛知県は土に恵まれてるので焼き物の街としても知られていますが、同じ土を利用して砥石を作る産業も盛んです。大阪にある松永砥石という企業をご存知の方も多いでしょうが、その会社に商品を卸してるのが〇〇砥石であり、ここにタンポの機械を売ったのが私でございます。工場内には砥石の小さな粉末がそこらじゅうに舞ってるので、印刷をするにもジャリジャリで苦労しましたわ。鉄版の上に無数の砥石粉が乗っかるので、版とかブレードが傷むことこの上ない。そんな過酷な状況でもタンポ印刷は機能するようでして、未だに砥石へのロゴとか商品名の印刷をやっているようです。

 

最初はパッケージに商品名とロゴを付けてるだけで砥石そのものには何もデザインされてなかったのですが、これにタンポ印刷しようずって提案したのが始まり。包丁を研いだとき、職人さんの感覚に一番障りが少なかったのがエポキシ系のインクだったから、このインクでお付き合いが始まった訳ですがトルエンに溶け難いインクだったので本当に苦労しましたね。砥石に印刷するのは簡単だけど、包丁で研いだときに抵抗を感じるインクは職人に嫌われたので選択肢はあまりなかったですね。いざ印刷が始まると砥石に直接インクを転写するってのは画期的だったと思うし、インクジェットやレーザー印刷ではなし得ない転写性能に感動したはず。お手軽に印刷・洗浄が出来るとあって今では欠かせないノウハウになってると思います。その日から12年くらい経ちますがなかなか思い出深い場所であります。当時はもっとちっぽけなパチンコ屋さんがありましたが、その後新しく立て直されたようです。この店初めて訪問するので期待してたけど中に入って徘徊するとダメ。回ると見せかけて回らない典型的な釘調整なので嫌気。何十年か過去に遡るとこの手の店は結構ありましたが、今では数少ないレア店だったので土曜日ここに来ても無駄だというのは分かった。この手のお店でも営業が成り立つということは未だに釘調整など関係ねえ!っていうお客さんが多いんでしょうけど、いつになったら釘の形に応じたお店の評価が表に出るのだろうか?金曜日は別の店をある目的で訪問。

 

ここでじっくりと台と遊技してる客の様子を見ているとふと閃きました。


明日はアドリブが必要だと。


そう思って狙いの台を目指してでしたが、釘を見ると唖然とするくらい昨日の夜とおんなじ。何も変わってへんがなっていう思いと、この釘でも回るのだろうか?という思いが交錯ししばし錯乱状態。これで良いはずと思って来てるので、試さなきゃ何も始まらないからと腰を据えると最初の2000円目に36回転の僥倖を目の当たりにしてグーっ!5000円目までに114回転を得たりで保険台になりそうな匂いがプンプン。ところがこのあと馬脚をあらわして徐々に暗黒の世界に引きずり込まれます。全然回らんがや。やっぱり釘が足りなかったのねってことになるけれど、元々今日は保険台になるかも的な訪問なのだからと自分を慰め2500個ほどの負けで帰ることを決意。あと1000円で止めるというところで、ウリンのボタン押し演出が登場して単発。やれやれだ。その時短中にももう一度ウリンのボタン押しが来て単発を引けたので実質2連チャンてなことになりボロ負けは回避。2760個の獲得でそそくさとこの店を後にしました。

 

2店舗目


まずまずの還元ぶり?かもしかしたら平常営業でも甘い島を用意しているのか?多分後者だと思うけれど、割と良心的な店。その心は貯玉が使えないってことと、320で利益を取り易い機械しか回さないってこと。間違ってもこの店でライトや甘デジには手を出さない方が良い。真花3が打てそうな顔をしてたので、空き台が出るまでしばらく待っていたが誰も止めそうにない。後ろでしばし大当たりの演出とかRUSH入った後の大当たりとかを見ているとちょっとだけ乱心してくる。久しぶりに真花をやりたくなってる自分がいた。ここでの様子伺いが今日の禍根につながるけれど、もっと悲惨だったのは麻雀格闘倶楽部に行こうとしたときのこと。ラウンド1で次なる戦闘開始と思いきや、ここでコナミのe-Amusement Cardがないことが判明。最近スマホを変えたばかりで、今まではスマホカバーの内部に忍ばせてあったカードを定期券の中に入れ替えてたことを忘れてた。店まで着いてカードがないってことに気付いた時のどうしようもない感情はどうよ!


今度からスマホのカバー内側に入れるようにしておこう。

 


3店舗目

 

真・花の慶次。正月以来にやってきたが、最近4パチの10台が撤去になって1パチの10台だけが残ってることは知っていた。その心は松風のじゃじゃ馬ぶりに手を焼いて、上手い釘調整が出来なくなったから。ちょっと開けたら噴いてしまう。開けなくば誰も打たない。むむっとこの1円の真花だって誰も打たないレベルと思えるが、これでも10台が満席になっていた。誰も止めないってんでは、これでも回ってるのか?オイオイって思いながらしばし店内にいると、2台ほど空き台ができたので自分はカド番に陣取る。どう見ても釘は足りないが、どうせ1円だし。このどうせがよろしくないことは知っているけれど、今日の場合は許せ。ストレスが半端ない。


最初の店が6.2しか回らんかった。

次の店でeカードを忘れるという大失態を演じた。


それが故にストレスが溜まっているのだ。この際回りには目をつぶって妥協だが、こういうのは20代の女性がちょっとばかし、顔が好みのタイプだからと50代のクソ爺に心を許してしまうと、体まで許してしもうたがねっていう感覚に似てると言えば似てる。例えが悪すぎると思うけれど、何に付けても妥協してしまうと、崖の上から転がり落ちてしまうことがあるのが世の常。若い頃は誰でも失敗すると思うし、大抵の女の子は好きでもない男と間違ってやっちまったがやってのが何度かはある思う。人生に失敗は付き物だし、大抵はそういうの妥協するからやっちゃうんだと思うんですね。

 

然しながら今日の妥協はとんでもない大失態を演じることになったから大変だ。全然回らんぞこりゃ。こんな回転率でこの店のジジババは慶次を打っとるんかと思うたが、250個当たりの回転では15とか16っていうレベルだった。この店の1パチは200円で182玉だから1000円分の玉が910個ですが、それで55程度しか回らないという体たらく。1パチでまけるん理由がよく分かったが、金銭感覚が1/4になると、投資に対する怖さが1/10くらいまで妥協していることに気が付いた。1000円ぶっこんで60回転。これは下ムラだ。お次の1000円で少し回復した。もうそろそろ当たりそうな演出が見れるだろう。やや惜しい!ってハズレ演出に惜しいもクソもないが1000円、2000円、3000円辺りまでくるともう後には引けないというか5000円とか10000円の区切りの良いところまで絶対にやっちまう。故に20代の女の子が50代のという例え話になるのですが、本当に1パチで回らん台に座っちまった時の後に引けない感覚は何だろう?

 

訳わかめと思いながらも5000円までやるのが不思議ですねえ。

 

4パチなら絶対に最初から投資対象外でしょ?よしんば1000円打ったとしても目が覚めるでしょ。それが何故目が覚めない?ってくらい金銭感覚がとか罪悪感がなくなってるので冗談抜きにしてやってはならん男とエッチするのと似たような気分じゃった。うーんこれが1パチで勝てない理由かと思いながらもつぎ込んでいると5000円の玉がなくなりかけてキセルの刻予告登場。キセルが出れば大当たり確定って触れ込みから、しばし気を持たせて煙管の登場気持ちいい。これがボタン押しで777に変わってRUSHの始まりだ。ここまででトイレ休憩に行きたい気持ちもあったがどうせ1パチだし。気分が覚めているからこのままスルーしてもただの5000円負けと腹とキモが座っている。こういう時何故か続く。


延々と10Rが続くかと思ったけれど、132回転までってのがあって7連で終了するかと思ったらこの132回転目で当たりを引き寄せてまだ続く。16連チャン18000個。この前のウルトラセブンとおんなじだ。
 

 

 

 

 

アドリブの効かない奴は大嫌いだ。でもマルハンにアドリブは必要なかろうて?
 

 

 

コメント

  1. 村上亀吉より:

    ゴーニィ様
    試行錯誤されつつも、最終的にはプラス収支に持ち込まれ流石です

    私は3月初旬に韋駄天ライトでまとまった出玉があったものの、以降はRUSH振り分け負けとショボ連で結局、利息を付けてお返しする羽目に

    とにかく初当たり回数を稼ぎ、少額ずつでもプラス収支をと、甘89モモキュンや甘99化物語にトライして初当たりはスペックを上回るものの、韋駄天含みトータルRUSH突入30%ちょいから脱却出来ず、まとまった持ち玉も作れずスランプグラフは下降の一途で遂に資金切れ

    ただ、以前は台上部に表示されている初当たり・継続率スペックを漠然と見る位だったのが、機種毎のスペック詳細を吟味する様になったので、ようやく類人猿→原人レベルになって来たのかも知れません

    RUSH突入60%超の機種にトライしたいところですが、流石に320は手が出せず今後の甘~ライトミドルの新機種に期待です

    余り遊戯出来ておらず、コメントをするのも憚られますが、楽しみに欠かさず拝読しております


    2022年4月12日 AM 3:58
  2. ゴーニィ より:

    村上亀吉様

    書くのが憚れますか?そう仰らずに今までのペースでコメントをして頂ければと思います。私等にとってのご褒美はそれしかありません。

    いっやー。1円で勝つってのはことのほか難しいですね。あんなに回らんとは思わんかったけど、それでも1パチに投資し出したら後には引けぬという感覚に陥るのは何ででしょう?3000円も4000円も5000円も変わらんから、カード残高あるだけ打っとこう。何ででしょう。

    貯玉ならもっと早く目が覚めるかな?

    最初の店で今日は負けやーって思ってたのに単発2回当たったんが相当大きいです。あれでボロ負け回避と思いながら1円慶次ならイケると踏んだけど、間違いに気付いて早く止めなアカンのにまだ負けてないからと思えた心の余裕が18000個に化けました。最初の店で1万円負けてたら、次の慶次は1000円で台壊してます。

    明日の記事を是非。

    はぐれ刑事純情派についての是非。

    2022年4月12日 PM 7:18

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