私にギャンブルとか勝負事の戦い方を教えてくれたお三方がついに、みな天に召されました。尊敬する格闘家の3人です。

モハメッド・アリ⇒2016年キンシャサの奇跡(6/11)
横綱輪島⇒2018年憧れの人(10/13)
アントニオ猪木⇒2022年バカやろう(10/11)

モハメッド・アリとジョージ・フォアマンとの世紀の番狂わせの試合は、当時は本当に驚きでした。アフリカのキンシャサで試合が行われたためこう呼ばれるのですが、のちに日本の競走馬でも「キンシャサノキセキ」という名前が付いた馬がいたので知っている人もいるかと思います。圧倒的に不利な試合をモノにしたアリの戦いはまさにディフェンスの勝利。ただひたすら相手のパンチをロープを背にしてよける姿は今でも脳裏を離れませんね。相手にパンチを打たせるだけ打たせて疲労させる老獪な戦術に嵌ったフォアマンの悲劇。アリはとてもディフェンスの良いボクサーでした。そのアリと戦ったのがアントニオ猪木で当時の私は猪木⇒イケイケでそこまでディフェンシブだとは思っていなかったのですが、この異種格闘技については猪木の守備的な思考が全面に現れた試合。一度も立ち上がって試合を行うことはなく、試合が始まってから終わるまでずっと寝ころびながら相手のスキを伺いながら戦う姿勢はブーイングの嵐。試合を観戦しているファンも、テレビを見ている人も皆猪木の戦い方に苦情が殺到しましたけれど、万が一立ってアリのパンチを一度でも食らうとおしまいだという怖さはあったんだろうと思います。手にグローブを付けていても、一瞬で相手の脳を破壊するプロのボクサーのパンチは、猪木ほどの格闘家であっても恐るるに値する。それ故の寝ころび作戦は猪木の内に秘めるディフェンシブの現れ。

横綱輪島は以前に書いた通り、立ち合いの差し手争いで一度も負けなかった彼の姿勢は超ディフェンシブ。常に左は下手を取って半身の態勢を作る戦い方は一貫して守備を重視したもの。彼の相撲を見て今のディフェンシブなパチンコの素地が作られたといっても過言ではありませぬ。

強い格闘家は皆ディフェンシブ

勝負事はディフェンスが命を私に教えてくれたのが、アリと輪島と猪木でしたがついにこの3人は皆天に召されました。

黒い呪術師アブドーラ・ザ・ブッチャーが泣いている。アンドレ・ザ・ジャイアントが泣いている。猪木と戦ったライバルたちが皆泣いているでしょう。

「猪木のライバルたち」.WMA(スマホ再生不可)

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ブッチャーはどちらかといえばジャイアント馬場との印象が強いですが、個人的にはブルーザー・ブロディとかスタン・ハンセンよりも強かったというか怖かったレスラーです。タイガー・ジェット・シンとの最悪コンビは当時のプロレス界では後に出る誰よりも怖かったですね。そして猪木を一番苦しめたのがこの人

青コーナー、400パウンド

アンドレ・ザ・ジャイアント

アブドーラ・ザ・ブッチャー入場曲   
アンドレ・ザ・ジャイアント入場曲   
アントニオ猪木入場曲「炎のファイター」  

猪木、おさらばじゃ  

バカやろう   

3連休のとある1日。ライバルを避けて私が選んだのがこの店。何でもないリフレッシュオープンですがこの中で私は4円パチンコ増台という言葉が気になったので行ってみました。ライト源さんがお目当てで他は沖縄辺り？新し目のティガも真ガロも昨日はフル稼働でしたから打てる台が何かしらあるのではって思っての訪問でしたが、中に入ると既に締まった感がアリアリ。甘いのは昨日だけか？と思い店を変えましょう。打てるか打てないか？ギリギリの台はあるものの確実に勝てる保証なし。

ここで南に舵を取り次なるターゲット目指して走り出したところで事件勃発。

駅前のロータリーですわ。左に電車が走ってて踏切で渋滞。目の前には駅前のロータリー。右折しない限り広い道路には出れんのですが、目の前に一方通行の矢印があったんで、一瞬ここは右には行けんのか？疑惑が浮上。然しながら右手を見ると車がこちらに向かって来る車線と反対に向こうに行く車線と2車線あったんでいけそうな気がしました。さっきの一通の標識は恐らくはロータリーを周る車の移動方向と解釈し、何事もなく右折して行こうとしたらあとからお回りが単車でこちらに向かってくる。およよ、って思ったけれどやっぱり一通だったのかあ！

別にそんなとこ見とかんでもええけどって思ったけれど、このおまわりが止まってくださーいっていうので車を止めて話を聞くと、やっぱりさっきの道路が一通やったんや。私が見た限りは切符切ると息巻いて一歩も譲らない。何でも右折するためには、一旦踏切を超えて大回りするか、ロータリーを直進してぐるっと回ってくるしかないらしいけれど、初めて来た人には分かり難いわ。一度でも経験があれば分かるけど、何も知らずにここまで来ると過ちを犯す可能性大有りで何でこんな道作ったんやと嘆くけれど今日は本間にツイてないわ。

このクソッタレお廻りのおかげで、命の7000円をもぎ取られたがや。一方通行違反。堪らんなあこれは。あったまに来てこのままでは許さんぞと思いつつ次の店に行くと、セミプロさんがタバコを吸っている。新海が6.5くらい回ってるという話を伺ったので、ウソっと思ったけれど中に入ると、ホンマやわ 。甘いでこれは。 


こうなるとさっきお廻りに奪われた7000円を何が何でも取り返そうと思い立つ。何にもしないで7000円奪われたままで帰れるか！って思いながらこの新海で一勝負する一手也。今日はここしかないわって思いながら打ち始め4回転でハリセンボンが止まる。25回転時短の方。お次が捕まって買い足しが予想以上に膨らんで6500円の追加投資。これが痛かったけれど回りは上々なので尚も追っていく。最初おまわりに7000円も支払った気分になってるからここまでで既に14000円も使っちまった気分だぜ。一時3000個まで行って、そこから3600個まで行った時までは良かったけれど 落ち込みが始まる。235回転、182回転とYOUTIMEに関係のない嵌りが2回あったので出玉が壊滅寸前まで落ち込んだ。嵌りは500とか600まで 嵌ってくれた方が一度の嵌りで済むので助かるんじゃが、200前後の嵌りが何度も来るとかなり疲れるし、玉も飲まれる。このままではおまわりにひと泡吹かせんと思いながら一旦休憩に出る。

玉がなくなったらどうしようとか、折れそうになった時もあったけど今日の心はひとつ

あのおまわりに奪われた7000円を取り返すのみ

勝負を再開すると182回転目に当たった奴が5連チャンしてくれて、ややあって当たった奴が5連チャンしてくれて4670個。最初の投資が7000円なのでここで撤退すると1万円くらい勝っとる。

予想外に回りましたね。回りムラを全然感じない遊技台やったけど、今まで打った中で最も回りムラは少なかったですね。回る新海もあるんねって思いながら店を後にしましたが、本当に今日は

あのおまわりにバカやろう！