来年のキモ

スマスロの導入が始まるけど、そのせいでパチンコの釘は酷く渋くなっているのが現状。今年はスマスロで来年はスマパチだからお店の設備投資は大変なものと想像するが、大抵このような時は客が思っている以上に、店は大きな負担を強いられてるらしい。ととあるお店のスタッフが嘆いておった。大変な時期になり申したが、1年で1番新台を買うときもこの時期なので今のお店の台所事情は我々が考えている以上に深刻。  


今年はスマスロ  
 
来年はスマパチ  

 

2023年はどうなるのだろうか?という展望を無理やり予測してみたい。  


スマパチの仕様についてある程度はっきりしてきたからだ。要約は以下の通り。


スマートパチンコの特徴
(1)直接玉に触ることができなくなる⇒ゲームセンターと同じ
(2)大当たり確率下限が1/320⇒1/350に変更
※当たりを悪くする代わりに、何らかの射幸性能をプラスするのではないかと思われる。これは現金機が確率変動機に変わったときと同じ。ヘソの賞球を7個から5個に下げた代わりに確率変動機能の搭載が許された。

(3)C時短を用いたゲーム性の拡張⇒P機からこの流れは加速している。
(4)コンプリート機能を新搭載⇒95000発で打ち止め。スロと同じ発想か?
(5)YOUTIME基準の変更⇒1.5倍から3倍の間でB時短発動可能。既にそのような流れ。
(6)釘調整は可能。

 

以上6点が新しくなったところですが、既に(3)と(5)と(6)はP機でも行われているので、まったく変わるといえば(1)と(2)と(4)ですね。

 

(2)と(6)以外は、正直どうでもええと思うんですよ。本日は(2)と(6)だけに的を絞って予想していきます。最近パチンコを始められた方は、大当たり確率の1/320に慣れてると思うので1/350と言われてもピンと来ないかもしれません。否、1/320といっても実質1/500~1/640の遊技機が多いしそのような台でもまとまった連チャンとなると更にその1/3ですから、実質1/2000で戦ってるから、1/320であろうが1/350であろうがあまり意識の変化はないかも知れません。ところがこの数字の落ち込みはとっても影響力が大きくて


1/320と1/350では2000回嵌りを引く確率が全然違う。

2000回嵌りを引く確率が1.7倍もUPするんですよ。

 

今まで散々パチンコを打ってきた身としては、大当たり確率が1/350を下回ると人間が耐えられる限界を超えてしまうのではないか?というくらい打っていて気が重いし、当たりも重いです。1/300程度ならそんなに大きく負ける気はしないけれど、1/350とか1/360の世界は別次元。ミドルとして耐えられるギリギリの線が1/320くらいと思っていたので今回の仕様の変更は相当痛いです。パチンコからバクチに変わる線。それがこの辺の数字という解釈です。1/350で1/2突入っていうのと1/320で1/2突入ではまるで感覚が違いますし、確変ループの海物語でさえも全然感覚が違ってきます。

 

当たりは重いです。

 


自分としては、また沖縄2とか沖縄3の時代に戻るのねって感じ。沖2で体験した宵越し嵌りの3600回転とか、朝イチ2000嵌りとか。またまたそのような修羅場を経験せねばならんと思うと今から気が重いですが、地獄が始まると思って良いでしょう。320と350ではそれくらい別次元の世界です。

 

 

一番気になっているのは釘調整に関することですが筆者は案外この点に関しては楽観的な思いでみております。遊技釘は触ってはならないという理屈が世の中に浸透し始めたのは2018年の規則改正の頃。それ以来、釘を開け締めしたら違法だと大騒ぎする輩が大勢いらっしゃいますが、厳密にいえばこの解釈は間違っているでしょう。風営法には9条規定と12条規定がありましてそのことについては以前指摘した通り。本編の「保存版板と板奥の違い」の中で明確に示しております。今一度確認願います。

 

公安委員会の承認を受けずに設備(遊技機)の変更を行う。

 

これが第9条規定であり、遊技機に関しての仕様変更は全て警察の許可が必要。出荷段階の釘調整を大きく弄ってしまうと、その機械の割数が変わってしまうのでダメだということでした。割数が変われば、そもそも検定を通過した遊技機の出玉性能が大きくなったり、小さくなったりするから仕様変更に抵触するというものでした。

 

その一方で、遊技釘に対しては毎日おびただしい数の遊技球が衝突しているから毎日営業を続けていれば、そのうち遊技釘自体が微妙に変形し、出玉性能に影響を及ぼすことになる。それ故遊技機の割数を維持するために、一定の期間を持って遊技釘の調整を施す必要がある。これが第12条規定でした。一方では触るなと言い、一方では触らねばならないと言う矛盾は

 

矛盾に非ず

 


元々割数を管理・維持するための微調整は容認されているけれど、あからさまに割数に影響を及ぼすような釘曲げは認められていない。これが正解のように思います。従って遊技釘を使用する以上は、割数維持のためにこれからも微調整は認められるのはないかと予想していますが、遊技釘を使用しない遊技機の機械開発がなされたら調整はやはり無理でしょう。然しながら、盤面全てにプラスチックとか何らかの役物で遊技球の行方が決定されてしまうような遊技機の開発は、運営する店舗サイドも、お客様もメリットがないのではないかというのが私の持論です。打ち出された遊技球は重力の力で落下しますが、この時無数に乱立した遊技釘が存在しなければ

 

アットランダムに玉をスタート入賞口まで運ぶのは難しいように思う。

 

入賞口を上に設けて、一定の割合で入賞させる手もあるがこの方法で遊技機として成立するかどうかは謎。

 

どこかに調整箇所というものがなければ、お店が確実に儲かるまたはお店がお客様に還元する手段がなくなる。勿論「還元」は射幸心を煽ることにつながるからお上としては認められん行為ですが、客を騙すか看破されるかが「営業のキモ」であることは間違いないので、このキモの部分をなくしてしまうとお店にとってはメリットがないように思う。これは自分が勝手に想像してるだけなので、今後どうなるかは分かりませんがここのゲーム性が大きく変わってしまうと  


パチンコという遊技機は  
終わってしまうのかなあと考えています。  

 

2023年の大きな変化がスマパチの登場です。  

 

そして2023年のもうひとつの大きな変化は海物語の仕様変更でした。この10年間くらいは海を出せば出すほど、スペックの辛い遊技機だったのに来年登場する大海5はとても、とてもスペックが甘い仕様に仕上がっています。何故こんな甘い機械を出そうと思ったのかは知らんけど、歴代の海物語でスペックが甘かった遊技機は3つあります。  

 

(1)2008年末に登場した沖縄2  
(2)2010年末に登場した新海アグネス  
(3)2011年末に登場したプラチナ  

 


ハワイの海とか初代の大海も甘かったという人もいるでしょうけど、私が勝手に判断したところ歴代の海で甘かったのはこの3機種ですね。それぞれのスペックを書いておくと  


(1)は大当たり確率が1/360で確変割合63.5%で出玉1420個
(2)は大当たり確率が1/350で確変割合が65%で出玉1340個
(3)は大当たり確率が1/305で確変割合が55%で出玉1460個

 

まあプラチナが一番甘いんですけど、この機械は大当たり中に右に飛ばして出玉を稼げるし、電サポ中に止め打ちで出玉を増やせる仕様だったので技術介入バリバリ。それでいてまあまあの確変率で大当たり確率が歴代の海で最高クラス。手が付けられんほどの出玉性能と勝ち易さを誇った機械です。沖縄2が出たときのインパクトは今でも忘れられないし、新台入替初日に1日で75回と72回当たった台が出現したのも忘れられない思い出。その75回当たったのがタイホウ熱田店のカド752番台で良く勝たせてもらったというのは良き思い出。アグネスは海史上最も確変継続率が高い機械で特1、特2ともに出玉確が60、突が8、単が32でした。出玉は少ないけど圧倒的な連チャン率で客をトリコロール。今では沖縄とか大海SPだって1340個とあまり変わらないT1Yなのでその割には非常に高い連チャン率でした。

 


(4)沖縄4⇒1/320で確変率55%。出玉は1370個※4個賞球
(5)大海SP⇒1/320で確変率52%。出玉は1360個※YOUTIME
(6)沖縄5⇒1/320で確変率55%。出玉は1340個

 


沖縄4も悪くはないですけどね。然しながら単純に(3)と(4)を比較すると大当たり確率がプラチナの方が遥かに高くて、出玉もかなり多いのに確変率がおんなじですから、圧倒的にプラチナの方が甘いでしょう。沖縄は5が出てから出玉は取れないし、クソみたいに玉が減るので確変時短が100から120に変わってもその恩恵は少なかったです。大海SPはYOUTIMEは付いてるとはいうものの、閉店後ラムクリ後ラムクリランプまで消せるというのが大幅減点だし、何よりも50%程度の連チャン率が打ち手をかなり苦しめました。

 

(4)⇒(5)⇒(6)とスペックは辛くなっています。

 

それが今回の大海5では


大海5⇒大当たり1/320、確変率60%、出玉1340~未定


出玉が如何程に落ち着くかで大きく印象が変わるし、玉が減りまくるのかどうかが気になるけれど、現時点では沖縄並みのT1Yでも相当に甘いと思います。感覚的には(2)の新海アグネス並みに甘い作りになってると思うし、アグネスを打ってた時と同じような感覚で遊技に立ち向かえるという感じですね。確変率が5%変わっただけでも劇的に甘くなるのは


確50単50⇒50÷50は1しかない
確55単45⇒55÷45は1.22倍当たる
確60単40⇒60÷40は1.5倍当たる

 

確変50%の時と比べると1.5倍余計に当たるんで、体感できる甘さは半端ないはずです。当然回らなくなるのではってのはあるけど、そこは打ち手の腕とイベントの見極め次第。

 

 

メチャメチャ良い機械に仕上がってますね。

 

今回も三洋物産の機械開発の皆様に助けて頂いたような気がしています。ちょっと前にも書いたけど、三洋さんには足を向けて寝られない。ありがとうと言いたいところですが、肩のスルーとか電チュー周りとアタッカーを見ていないので本心はそれからにしときます。玉が減り難い仕様になってることを祈りながら。

 

技術介入の及ぶ機械であって欲しいけれど、介入できなくとも皆が玉が減らないような仕組みを作って欲しいな。差別化できなくともいいから激玉が減るで気分も滅入ることだけは避けて頂きたいというのが本音です。スペックが辛いから、海離れが急速に進んでると思ったら大間違いです。海でもなんでも勝てる台とあらば、最近の10代、20代の若者は海に食いついて来ます。ジジイとババアと軍団とパチプロだけの機械じゃありません。

 


海は皆に愛される存在なのだから。

 

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