東か西か

オールスター前に突然エンゼルスが失速し大谷を取り巻く環境に変化が出るのではないかと噂されておりますが、本日はその辺のところを詳しく読み解いてみたいと思います。毎度おなじみの定期的な大谷翔平に関する投稿です。まあ飽きもせずってとこですね。大谷とルースを比較するのはナンセンスだということは良く聞きます。無論100年前の野球環境と今とが同じであるはずがないので、100年も年月が経過すると比較が難しいのは事実です。然しながら時代が変わっても変わらないモノサシってのはあると思うので私は色んな情報を基に両者を比較してるのですが、いつの時代になってもルースと大谷は比較せねばならん運命なのであります。そして今までに分かったことは


投手としては大谷の方が上である。
打者としてはルースの方が上である。


私としてはそう結論付けております。
 

 

 

何故そう思うかというと上記の画像データなのですが100年前のルースの成績。1918と1919年が二刀流でその後は野手に専念。このデータの中で特筆すべきことはこの4年間は4年連続本塁打王なのです。太字・黄色で囲んだ数字はその年のタイトルなのですが


1918年は投手として13勝上げて本塁打王
1919年は投手として9勝上げて本塁打・打点の2冠王

 

当時は超が付くほどの低反発球であったため本塁打はあまりにも少なかった時代。その為11本でも本塁打王になるのですが1920年ごろから低反発球から高反発球へと徐々にシフトしていく時代でした。そしてBOSからNYYに移籍した年の成績が本塁打54本ですよ。ある程度ボールが飛び始めた最初の年やったと思いますがそれでも尚本塁打は少なくて


ルースはヤンキースなんでヤンキースのチーム本塁打は54本以上ですが

恐ろしいことに

ヤンキース以外の全球団は、チームの本塁打数が54本以下なのですよ。

 

えっと思うでしょ。今でいうとヤンキースとかエンゼルスはチームとして年間220~250本塁打を打ちそうだから、大谷がこれを超えるには年間250本以上の本塁打を打たんならんということ。当時のベーブ・ルースの54本塁打ってのは現代のMLBに照らせば


年間250本クラスの本塁打でした。

 

この話を初めて聞いたときにルースの打撃能力には到底及ばない。誰が相手になってもまず無理だと思いまわしたわ。だからこそベーブ・ルースの年間60本塁打とかキャリア714本塁打は未だに神格化されてるし尊敬されてる訳ですね。そういう時代背景を知らないとややもするとルースをバカにしたり発言が出てしまうのでアレなんですけど彼の打撃能力はとてつもない。ただし1920年、21年の3割7分を超える打率が首位打者でないってことは色々と物議をかもします。やはり当時の投手は球種が少なくて三振を取りやすい環境ではなかったんだろうなあ。

 

(1).376、.378でも首位打者になってない。
(2)まっすぐ中心の配球。スプリット・チェンジアップはなかったと思う。
(3)だから当時のルースの打率に関しては眉唾ものだ。
(4)でも本塁打の数に関しては信憑性がある。


ホームランはフェンスを越えるまで飛ばさなければならないので、今も昔もそんなに変わらない。


ルースキャリア
打数8398
安打2873⇒.342
三振1330

バットに当たった打率
打数7068
安打2873⇒.406


1919年までは低反発球時代で1919年までは投手だった。ということは

(1)ベーブ・ルースの打撃は1919年以前は足して考えないといけない。
(2)投手としてのベーブ・ルースはかなり割り引いて考えないといけない。


だから
投手としては投手大谷の方が上である。
打者としては打者ルースの方が上である。


ルースの三振の数が異常に少ないのはバットコントロールが良かったからではなくて、スプリット、チェンジアップ、スイーパーがなかった時代だから。だからこの時代の打者の打率ってのはあんまりアテにはならない。4割バッターがいたのも殆ど1930年以前の話だし、最後に4割バッターが出現したのは1941年なんで落ちるボールが登場してから打者の打率はうんと落ちている。


大谷キャリア
打数2310
安打629⇒.272

バットに当たった打率
打数1615
安打629⇒.389

 

キャリアの打率はルースが.342で大谷が.272。なんだけどバットに当たった打率はルースが.406で大谷は.389なんでそこまで差はないんですよね。4割と3割9分だったらあんまり変わらんよなあって思いながら昔と今を比べてみるけれど、打率に関してはルースの時代はあまり参考にはならんと思うてるし、打撃能力の差もあまりなかったんかなあとは思うけど、ただ冒頭で紹介したルースの本塁打が54本の時に、他チームのチーム本塁打が54以下って事実は驚愕。それだけはレジェンド級なんで打者ルースに対する畏敬の念は良く分かります。それ故マリスがルースの年間本塁打記録に迫った時に、「お前がルースを抜くなよ」と言われたのはやむを得ないけど

 

ルースは年間154試合制で60本本塁打を打った。
マリスは年間162試合制で年間61本本塁打を打った。

 

しかも154試合消化時点では60を超えておらず、最後の最後162試合目で61号本塁打を打ったものだから非難ゴーゴー雨あられ。味方のチームからも非難されて、敵チームからも非難されて、観客からも世論からも非難されて可哀想なマリスさん。だからアメリカ国民はベーブ・ルースの記録に近づくだけで排除しようとするけどそれを去年アーロン・ジャッジが壁を取り払ってくれたのだから

 

もう60を超えても大丈夫だろう。

 

大谷とルースの比較は多分大谷が現役でいる限りずっと続くと思う。そして大方の人間は投手は大谷が上。打者はルースが上という。100年も前の人と比べてもホンマにどっちが上かなんてわからへん。分からへんけど分かっているのは、打率はアテにならんということ。スプリットとスイーパーとチェンジアップを投げられたらそりゃルースだって三振しまくるよ。三振しなかった時の打率は大谷もルースもそんなに変わらんのやったら


あとはホームラン

 

ヤンキースタジアムが100年前と同じフィールドサイズで作り直してくれたんは、松井秀喜の為やと思うてたけど。2009年に松井がペドロ・マルチネスから放ったライトスタンドぎりぎりのホームランが呼び水になって彼にWSのMVPを取らせてくれたんやと思うてるけど、本当にこの球場が当時とおんなじ形で作られたんは大谷翔平の為かもしれへん。

 

ルースが本塁打を打ちまくって年間60本打ったホームグラウンドで、大谷が同じことを成し遂げればアメリカ国民のど硬い頭もかち割れるやろ。未だにルース至上主義を唱える人はアメリカに数多いけど、其れをぶち破るのはやっぱり大谷がニューヨーク・ヤンキースに入ってルースと同じ条件でルースと同じ舞台で


同じだけの本塁打を打たんならん。


それも154試合目までに。


ヤンキースタジアムが100年前と同じ形で作り直してくれたのは運命か?


2009年のこけら落としはこの球場が大谷を待っててくれたのでしょう。


これからも永久に大谷はルースと比較されると思いますよ。


それだけ偉大な人に近づいたということです。

 

2023年のエンゼルスが終わりました。今年は去年よりも確実に戦力補強はしているし、下からのピックアップにも成功してるので球団としては努力していることが分かりました。去年は4番以下の下位打線で全く点が取れない状況にあったけれど、今年は


(1)ライトにレンフローを補強。
(2)センターにモニアックが昇格トラウトの穴を埋めます。
(3)サードにアーシェラを補強してレンドーンの穴を埋めます。
(4)セカンドにドゥルーリーを補強。
(5)ショートにネトが昇格。
(6)キャッチャーにオホッピーが昇格。

 

1番ショート ネト(右)
2番DH 大谷(左)
3番センター トラウト(右)
4番セカンド ドゥルーリー(右)
5番セフト モニアック(左)
6番サード レンドーン(右)
7番ライト レンフロー(右)
8番キャッチャー サイス(左)
9番ファースト アーシェラ(右)


こういうオーダーが理想的なんでしょうけどトラウトは骨折で9月まで駄目。
レンドーンはちょっとでも痛いと痛い痛いと大騒ぎして今は夏休み。
ドゥルーリーは怪我でいつ戻るのか不明。
アーシェラは骨折で今シーズン絶望。


1番ショート ネト(右)
2番DH 大谷(左)
3番レフト ウォード(右)
4番センター モニアック(左)
5番サード エスコバル(スイッチ)
6番ファースト ムスタカス(左)
7番ライト レンフロー(右)
8番キャッチャー サイス(左)
9番セカンド レンフィーホ(スイッチ)


こうなるんでしょうね。今まで守備で活躍してたアーシェラとネトが怪我で戦列を離れたのが痛かったし、両者とも打撃も良いので攻守ともに戦力ダウンは必至でこの二人が離脱した後エンゼルスは一気に負けが込みました。トラウトの穴はニモニアックで埋まるような気がするけどネト、アーシェラの穴は簡単には埋まらない。それほどまでに怪我人続出が痛いのですが、エンゼルスというチームが低迷しているのはそれだけではないっしょ。内野の守備とブルペンとベンチの采配で負けた試合が10試合くらいあるんと違うんか?って思うけど


(1)レンドーンの2度の送球ミスで負けた試合
(2)サイスの1イニング2度の打撃妨害で負けた試合
(3)レンフィーホの判断ミス。野選と2塁への暴走で負けた試合
(4)レンフィーホのレフトフライ後逸で負けた試合
(5)レンフィーホの内野ゴロ後逸で負けた試合


かてて加えて
(6)1点リードで走者残してハーゲットに替えたら逆転3ラン浴びて負けた試合
(7)6点リードで7回裏に新人投手出したら乱調で大逆転負けを食らった試合
(8)4点リードで8回にエステベス、9回にバリア出して大逆転負けを食らった試合

 

まあエンゼルスは草野球。

 

とてもメジャーリーグのチームとは思えないけれど、ハーゲットの時はさして大ピンチとも思えなかったけど、何でここで替えるん?って思った瞬間に逆転ホームラン打たれたから。ハーゲットなんて全く球威ないし、1点差で走者置いて出す投手じゃないと思うけど何でここでハーゲットなん?って思ったベンチの采配ミス。結果論じゃないって彼じゃ無理だよ。7回までに8対2で勝ってる試合にメジャー初登板させたピッチャーがストライク入らんで四球四球で満塁のピンチ招いて3点取られたけどここは8回以降でも良かったと思う。7回までは完璧に封じ込んで相手を諦めさせる采配が必要でこの回に3点入ってから相手打線に火がついた。10連敗してる瀕死の状態のカンサスシティ・ロイヤルズにまさかの大逆転負けはベンチの采配ミス。新人投手の登板は負け試合からというのが鉄則。この前のアストロズ戦でも7回裏に4点入って7:3となって完全に勝ちゲームやったのに何を思うたかここで8回にクローザーのエステベス。彼が2ラン打たれて2点差ってなって9回表はバリアの登板で彼が四球、ヒットと内野ゴロで1点差になってから2者連続のホームランですわ。普段抑えをやってないピッチャーがエステベスが不在で、2点差でマウンドに上げるっていうベンチの意図がさっぱり分からんけどこの試合は語順が逆ですよ。

 

8回にバリアで9回にエステベスが鉄則。


ルールを守らんからこういうことになるんやけど、ホンマにネビン監督の才能を疑う。彼は監督業に向いていないし、もっと有能な人がタクトをとってたら今頃エンゼルスは貯金20やな。勝てるチームと勝てないチームの差が顕著に出た試合。

 


そんなこんなでもう草野球エンゼルスには見切りを付けた方がええと思うけど、このように私が思ったことは当然当の本人も感じているはずなのでシーズンが終われば結果として出てくるでしょうね。エンゼルスは大谷を残すチャンスはいくらでもあったけど、結局はGMと監督にその才能がなかった。2021年の大谷翔平の大ブレークはマグレとしか見ていなかったエンゼルス首脳陣の浅はかさ。2021年のオフにエンゼルスは大谷を引き留める為に2年後のFAよりも長期契約する選択肢があったにも関わらず彼との長期契約を拒みました。それもこれもエンゼルスの人を見る目がなかったからですが、それはレンドーンの7年契約とトラウトの10年契約にも現れてるでしょう。両名の長期契約がなければ2021年のオフに大谷さんに金をつぎ込める余裕があり、もっと積極的に大谷の確保に走ったでしょうが


レンドーンに支払うお金
トラウトに支払うお金


が非常に高過ぎた。


この二人に支払う年俸があまりに高いので大谷に対する投資を躊躇したのだと思われますが、両名との契約は2019年以降のことなので当時から大谷の将来性には懐疑的。ものになるのかならんのか分からん選手よりもトラウト、レンドーンに投資した方がという経営者の思いは分からなくはないけど見る目がなかったというのも事実。2018年に大谷は打者として将来の潜在能力を発揮しているのだから本当に見る目があれば両者への契約年数は抑えて大谷の将来性を考慮すべきでした。ニッポンから来た若僧に対する投資よりもトラウト、レンドーンに対する投資を優先させた判断が今となってはアダ。トラウトは兎も角長期契約を結んだ途端にフル出場しなくなったレンドーンは今のエンゼルスが低迷しているA級戦犯に当たります。皮肉なもんです、2019年オフにレンドーンを取るよりも大谷の将来をとっておれば…


見る目がないっすねえ。

 

そういうことでFA宣言すれば大谷がエンゼルスに残る可能性は低いんでしょうけど、それでもエンゼルスファンにとってはロザンゼルス⇒ロサンゼルスへの移動なのでエンゼルスファン⇒ドジャースファンに変わるだけのこと。大谷の所在地が変わらないんでファンにしてみればあまり関係ないのかも知れませんが、これは大谷がドジャースに移籍すればというお話。まだ何も決まってないのでどうなるかは分かりませんが、私なりの予想を立ててみます。

 


<2023年7月現時点では>
(1)FAでロサンンゼルス・ドジャースに移籍⇒50%
(2)FAでニューヨーク・ヤンキースに移籍⇒10%
(3)FAでボストン・レッドソックスに移籍⇒10%
(4)FAでアトランタ・ブレーブスに移籍⇒5%
(5)FAでサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍⇒5%
(6)FAでニューヨーク・メッツに移籍⇒5%
(7)トレードでタンパベイ・レイズに移籍⇒5%
(8)トレードでテキサス・レンジャースに移籍⇒5%
(9)ロサンゼルス・エンゼルスに残留⇒5%

 

これくらいの可能性じゃないかと思うんですけど現時点では引っ越しせずに、ファンの期待もあまり裏切らずに世界一になれる可能性が高いドジャースへの移籍が濃厚。ファンを大事にするというのであれば、同じロスにある球団に移籍すればエンゼルスファン⇒ドジャースファンになるだけなんであまり問題ではないでしょう。ただそれを彼が1番の理由にするかどうかは分かりませんがね。2018年にLAAに入団する時も当時DHがナ・リーグにあれば彼はドジャースに入ってたと思うので7年越しの恋が実るということでこの移籍話には信憑性があります。

 

肉体的な問題で移動距離の長い西海岸よりも、移動距離が少なくて済む東海岸か五大湖周辺ということになれば、NYY、BOS、ATL、NYMが移籍先として浮上。メジャーで長くプレーする過程においては1度は東でというのがメジャー・リーガーとしての自然な成り行きなので東を選ぶことは選択肢として間違いではないでしょう。

 

打者に軸足を置くか、投手に軸足を置くかでも球団は変わりそうです。今後打者としてのプレイを重視するのであれば、(1)、(2)、(3)を選びそうだし、投手としてのプレイを重視するのであれば(4)、(5)、(6)を選びそう。パークファクターの数字が高ければ本塁打の数は増えますが、反面被本塁打の数も増える。パークファクターの数字が低ければその逆ってことでジャイアンツやメッツに移籍すればホームで投げる時は殆どホームランを打たれないという状況が生まれます。どちらを重視するかは私には分かりませんね。

 

今シーズンに移籍する球団があるとしたらズバリ、タンパベイ・レイズとテキサス。レンジャースです。


この2球団以外には考えられない。

 

 

何故この2球団かというと両者は今年首位を走っててチーム状況はすこぶる良いんですけどまだ1度もワールド・シリーズを制覇していないからです。メージャー30球団の中でも上述した6球団はまだ勝ててない球団です。その中でレイズとレンジャースは今年もしかしたら勝てるかもしれないという大チャンスなので、どうしても短期決戦を乗り切るために投手大谷・打者大谷の力が必要と考えるかもしれないですからね。一時的ではあるけど二刀流の戦力を補強してWSを戦いたい。その後FA宣言で他球団に行かれても悲願の初優勝ができるのであれば狙いに行くかも知れません。トレードでは自球団のプロスペクト4人と大谷1人で交換となりますから損失は大きいですが、その見返りにチャンピンリングを手にすることができる。そう考えるのはこの2球団だけでしょう。

 

(1)FA宣言して移籍すれば800億の金が必要だけど
(2)トレードならプロスペクト放出でお金は不要

 

メジャー118年の歴史の中でNYYが優勝回数27回でダントツ。それを追うのがカージナルスやボストンだけど今年のWS制覇のカギが大谷去就のカギにもなるでしょう。

 

ロサンゼルス・ドジャースを推す声が1番大きいです。同じロサンゼルスにありながらドジャースほぼ毎年のようにポスト・シリーズに出場するし、メジャートップクラスの人気球団なのに、一方のエンゼルスは草野球球団。移籍するには好都合の球団なのですが私の希望ではドジャースには行って欲しくないです。それは何故かというとアメリカ国民は東海岸でブレイクした人しか一流のメジャーリーガーとはみなさないから。

 

結局アメリカ人にとって

 

ベース・ボールとは五大湖周辺か東海岸なのですよ。アメリカ人が西海岸を蔑視する風潮は昔も今も変わらず根強いものがありますが、この感情は大谷に対しても例外ではありません。去年も8月にジャッジがエンゼルスタジアムに来るとニューヨークからファンが大挙して押しかけてきたけれど、彼らのお目当ては大谷ではなくてアーロン・ジャッジ。ジャッジこそが世界一のスーパースターだという感情を前面に押し出しての応援でした。いくら大谷が活躍してもニューヨークの野球ファンは大谷を認めない。そのような偏見を打破して欲しいからエンゼルスで超一流の活躍を魅せた大谷が東海岸でもブレイクする姿を見てみたい。ニューヨークやボストンの野球ファンにも大谷選手の凄さを肌で感じて頂きたいですね。大谷もその辺の事は分かってると思うのですが、ただ単に東は寒いから。西は暖かいからという理由でエンゼルスを選んだわけじゃない思うんです。日本からアメリカに来る時の彼はFAではなくてポスティングシステムだけど25歳以下の選手にはメジャー契約が結べない。マイナー契約から始まってコアなNYYとかBOSの厳しい批判に耐えるのはしんどいし、何よりも勝利優先の東海岸の球団が

 

大谷の二刀流を悠長に待ってくれない。

 

2018年にNYYやBOSに入団していれば彼は潰されたでしょう。二刀流大谷の活躍はなかったものと思われますが今は違う。気候も暖かいし、選手起用にも寛容なエンゼルスだからこそ今のブレークがあると思うけど、活躍するまでの踏み台としてはエンゼルスは最高だけど、踏み台としての役割を終えた今なら必ずしも西海岸には拘っていないんじゃないかと思う。メジャーリーガーとしての地位を作るために西海岸は適していたけれどこれから更に大きくなるにはWSのチャンピオンリングと東海岸の野球好きの人たちを黙らせる活躍が求められるし、大谷自身もそれを求めている。そう考えるから、FA宣言したらドジャースに行くよりも東海岸に行った方が良いという思いが私の頭から消えない。

 


左バッターにとって最高のパークファクターを示す球場こそが


彼が求めてる球団なのではないかと予想します。

 

この原稿を書いてる間にも大谷の去就問題は進展し、7末までのトレードがあるかもしれないしないかも知れない。現段階の可能性としては今シ ーズンはエンゼルスに残りオフにFAでどこかのチームに移籍するという事になると思いますが、大谷さんの本心は誰もわからず本当に西海岸に拘って いるのかどうか?西で実績を残した今となっては東で戦うのも悪くないと思ってるのかどうか?私には全然わからないんですが、この前書いた希望に 沿えば彼にはニューヨークという大きな舞台で更なるキャリアアップを目指して頂きたい。そうなるためには


大谷に背番号3を 

ジャッジに背番号9を

 

ヤンキースタジアムでホームラン60発を放てば、彼はルースを超えて伝説の人となる。投打ともにルース超えを目指す時が近づいている。


決断まであと3カ月。果たして私の希望は叶うのか? 

 

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