この時期になるといっつも思うこと。  

秋来ぬと目にはさやかに見えねども  
 
風の音にぞ驚かれぬる  

今風に読めばあきこぬと⇒暑い夏。いつまで経っても秋が来ないなあとなるが、昔の人はあききぬと⇒ようやく秋が来たかとなるので字ずらだけを見てると秋が来ない⇒秋が来たということで真逆の意味になってしまう。この日の朝はようやく暑い夏が終わり涼しい季節になったなあをしみじみと感じましたが、そう感じるのは風の音ではなくて、ひんやりとした風の体感ですよね。昔は風が吹くことで生じる音が沢山あったのだと思いますが、今は風が吹いた事を音として感じることは少なくなってるような気がします。コンクリート仕立ての人工の街に風がなびく音を音としてとらえることは殆どありません。秋を感じるのは秋風による冷たさとか涼しさでしょうね。

それがいつになるのかは毎年変わると思うけど、今年は9月の後半になってからようやく実感しました。例年より遅い秋の到来に嬉々として出かけます。夏から秋に切り替わる風を感じるのはなんとも心地よいものですね。1年で1番好きな時期かもしれません。子供の頃は秋よりも春が好きだったけれど、今は春に花粉が猛威を振るうからこの時期の方が心地よさは何倍もありますね。

事前準備ゼロ。でもそれなりに価値はあると思って店に入るとよその店でよく見かける地中海のプロが今日はアイマリンに座っていた。7.4くらいあるって言ってるから目が点になるけどいつもここに来てるらしい。私は新海物語のヘソを見た瞬間使えると思ったんで新海の1台を押さえて徘徊したがやっぱり今日のところは新海物語にしておこう。アグネスと新海とじゃ前者の方がちょっとだけ好きだけど、どっちが回るかと言ったら後者の方が回る可能性が高い（かなり高い)。打ち始めの2000円でなんじゃこりゃって言うくらいにヘソに吸い込まれたから、思わず近くを通りかかったお嬢さんに、「これ良いよ」って話しかけてる。普段はそんな事しないけど、なんか常連客ではなさそうなお方だったんで親切のつもりで声を掛けたのですが…

ああああああ

無謀なことをしてしまった。座ってしばらくしてきづいたんじゃが、何とこのお嬢さん。

凄腕の「ちょび」様でした。

超有名パチンコ演者さんに声をかけてしまったと思ったが、無粋な態度ではなくて好意的に受け入れてくれたので一安心。案外話しかけても相手してくれたので年がいもなく舞い上がってしまいましたわ。レイリーちゃんとトラマツちゃんを引き合いに出し、彼等を知ってる風を装い。いや実際にこの二人とは何度も同じ店で遊技してるんじゃがね、なんていうか共通の話題が欲しかったものですからしばらくはその辺の話題でもちきり。何でも近頃は

ひととせなつみさん
山田桃太郎さん
ちょびさん

3人セットで動いとるみたいで、確か山田さんという人が漫画書いてますってにっこり。どうもこの3人は人懐っこいというか営業トークが上手いので今までお会いしてきた演者さんとは一味違うんじゃが、全然無粋な演者さんもおれば今日のように人懐っこい演者さんもおる。なんでやろね？塩対応の演者さんも沢山見てきたから一概には言えんけど、営業トークが上手いと今後も活躍しそうな気はするね。限りなく限りなくパチンコ・パチスロライターやってますって人を見てきたけど、その中でも自分が会ってみたいとおもうたんわ極僅か。

ちょびさんはいつかはお会いしたいと思ってた方なんでね。願いが叶いましたわ。

(1)栄華さん⇒パチンコ三洋先行導入ドラセグで2回会った優しい人。
(2)成田ゆうこさん⇒ニューギン慶次雲先行導入で会った。
・
・
・
そして本日がちょびさん。1番会いたかった人。

パチンコの演者さんで会いたいと思うてたんはこの3人だけ。何でこの3人がええかというと、パチンコ、パチスロが大好きですっていう女性ライターさん数多しですがそのような人には殆ど関心はない。私は「パチンコだけが好き」っていうライターさんにしか興味が湧かんのでこの3人ってなる訳。栄華さんに関しては尋常じゃないくらいこの世界に通じている方で、朝の並びに私の後ろについたときこれからのパチンコのことを少し話しました。ここで私は大胆にも今年のパチンコは冬ソナファイナルの出来で大きく変わる。それ次第だと馬鹿げたことを言いましたが、彼女は笑ってそれを受け止めてくれました。その初めて会った時のドラセグがこちら。

1/199の台ですけど結構爆発力ありますよね。当時は先行導入をやるたんびにどっかこっかからライターやら大御所やらこの業界の著名人が現れて一緒に遊技ってことになることが多かったからその点でも楽しかったですね。全く縁がなかった二人がパチンコというえにしで結ばれていく。まるでお互いが最初から出会うことが運命だったかのように。パチンコっていいなあって思うでしょう？この時はまだパチンコビレッジをやっていなかった時期なのでこの特賞間回転数履歴は初めて見るって思うでしょうが、この3ケ月後にはいよいよビレッジでの記事掲載開始です。

お次の運命は2016年の10月。

といえば

「わたしバカよね」慶次雲のかなたに先行導入ですよねえ。65%規制のかかった初期の頃の遊技機。65%程度では大したことないやろの想像を裏切ってその日は午前中に35000発の一気だし。当時の中川ニューギンでは先行導入に関してはカド番の601番とその隣の602番は指定席でした。必ず二人呼ぶわけじゃないけど、二人呼ぶときは必ず601と602が指定席な訳。この日601番には助六さんが座り、その隣の602番に成田ゆうこさんが座ったけれど、導入してからずっとこの2台は噴かなかった為にこの日も最初から負けるんでは？と思ってた1日。そんなこと知る由もなく朝の8時くらいに車の中からおりてきた両名にご挨拶して状況を説明すると、成田さん大声を上げて「そうなんですかー」。だったけどあまりにお綺麗なんで私は思わず狙い台を彼女の隣にシフトしようかと悩み始める始末。私の想いは639番と603番だったから、603を打っても間違いじゃないと思うてたんでよっぽど603を打とうかとしばし悩むほどの美貌だったわけ。

結果は最初の思惑通り639を選んでの大爆裂だった訳ですけど、603を打っても10万円以上勝ってましたからねえ。

この日は603でも良かったんじゃないかって今でも思うてる。

そんないきさつがあって栄華さんと成田さんには初詣すましてるけど、あと残りはちょびさんだけやったから。この日は念願叶ったり。素直に嬉しいの気持ちを察してくれまして彼女がステッカーをくれたんです。貰ったは良いけど、このまま持ち帰って家に置いとくとなくすよなあって思ったから、私スマホのカバーケースの内側にこのステッカーを収納させましてん。これだったらなくすことはないよなって思いながら

大事に持っておきますわ。

そんなちょびさんを隣に向かえて打ち始めると、まず飛び出したのはこちら。2000円で51回転も回ってくれましてん。その51回転目に魚群が流れて5R確変からのスタートです、ここは怒涛の6連チャンを引く。隣の彼女は大喜びしてくれましたが、内心こっちは回ってんのか、回ってないんか不安になりながらも隣の台の方が気になってるわ。まだ当たる気配がないもん。おれっちの台はどういうわけかこの日は初当たりも、確変中も伸びて出玉を増やしていくが、その右隣の台を薦めた彼女の台がまだ当たってないんでね。気になる気になる。彼女の台は180回転くらいでYOUTIMEに突入しすぐ当たって3連、その時短中サムが出てきましたよん。何だかんだいって結構連チャンしていました。こうなると自分の台に集中できますな。やはり人様に「これ良いよ」なんて薦めておきながら自分の台ばっかし出てると冷や汗が出てくるんでありんす。

こっちにもサムが降臨して10R当りを皮切りに出玉の洪水。一時6930個まで。

ところがここからは嵌り。YOUTIMEに突入して20回転くらいで当たり2連チャン取ったところで食事休憩タイム。回転率を計算しましょう。

正確に計算すると6.4くらいですかね。最初の2000円使ったところでは今日は楽勝だと思っていたけれど、段々と回転率が悪くなって雲行きが怪しくなった。この程度の回転率ならそんなに追わなくてもええかな。止め時を間違えてはならんな。そう思いながら食事から帰ると周りには誰もおらんくなっとった。

ありゃま。

次の目的地に行ったのね。挨拶ぐらいはしたかったな。この後どこまでやろうかと思いながら10回転くらいで5R当りを引いてST中にも時短でも当たらず。ここでポカンと心に空白。

ひととせなつみさん
山田桃太郎さん
ちょびさん
 

さっきまで賑やかだったのに。あんなに賑やかだったのにこの3人がいなくなるとガッラーンと静けさが漂う。なんかこの3人がいないとやる気が失せるね。まだ続けなきゃいかん勝負ってのは分かってるけど

心にポッカリ空いた穴。

俺も止めて帰ろうかな。

パチンコをやってなかったら決して会う機会もなかったろうに。今日は勝って帰りますわ。ここから飲まれて帰ると記念すべき日に負けた記憶が残るから。勝ったまんまで気分よく。いや勝った気分にはなっとらんけどそれでも今日は良き日。長いことパチンコやっとればたまにはこんな日もあるってことですが、パチンコがえにしとなって新たな出会いが生まれるのも事実。

あのとき何の気なしに

この台打ってみやあと声をかけたのが吉。彼女の台は朝イチ180回転くらいで結局は15連チャン即止め。7000発近くはお持ち帰りだから二人ともまずまず勝って帰れたわけですから、今日はええ日じゃあ。

運命に引き寄せられた出会いを感じることは今までにも何度かあった。

これからもまだまだ新しい出会いがあるのだろう。