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2020年に登場したパチスロを振り返る!!

日本全体、いや世界全体が新型コロナウイルスに振り回された2020年。日常が奪われ、それまで当たり前だったことができなくなった1年でした。パチスロ業界的には、2021年2月の完全6号機時代に向け残存の5号機が粛々と撤去される予定でしたが、コロナ禍で苦しむホールに対し現存機種の設置期限延長が認められ、結果いまだ多くの5号機が設置されている状況です。そんな措置もあって2020年もまた新機種の販売はかなり苦戦しました。激動の2020年、どんな機種が登場したのか、1月から振り返ってみましょう。

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【1〜3月】「ビッグタイトルの続編がリード」

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1月

1月にリリースされたのは8タイトル。先陣を切ったのは、オーイズミの宣伝担当「OZS-1000」こと通称1000ちゃんをモチーフに作られたオリジナルマシン『パチスロ1000ちゃん』。それ以外には、スカイガールズシリーズ3作目となる『スカイガールズ〜ゼロノツバサ〜』や、ネットとの協業で新規参入を果たした「カルミナ」の第1弾マシン『探偵オペラ ミルキィホームズ 1/2の奇跡』なども注目を集めました。

2月

待ちに待ったあの機種が登場します。ミズホの『SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜絆2』です。ここ数年、エース機種として高稼働を牽引してきた『SLOTバジリスク〜甲賀忍法帖〜絆』でしたが、前年の12月に撤去され2ヵ月の空白期間を経てやっと導入を果たしました。前作のシステムを6号機に見事に落とし込みそれでいて新たなゲーム性を実現するなど多方面から高評価を得たこの絆2は、その後何度か増産があり年間通して最も売れた機種になりました。絆2が注目されたこの2月、オリンピアの『パチスロ青鬼』も“抜ける”とホール関係者の間で話題となりました。そして、対岸の火事だった新型コロナウイルスがこの頃から徐々に日本国内にも飛び火し始め、ホールも徐々にその影響を受け始めます。

3月

3月はエンターライズの『新鬼武者〜DAWN OF DREAMS〜』とサミーの『パチスロ〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』が健闘しました。一方で、話題の中心となったのがパオン・ディーピーの『いろはに愛姫』。この愛姫は設定が左・中・右・6の4段階で、BBやART中に発生する3択押し順の7を狙え演出が設定とリンクし、例えば設定左だったら左第1停止で7が揃いやすくなる特徴がありました。出玉率は設定左・中・右で最大104.1%あり、3択押し順の正解率からどれだけ早く設定を見抜けるかが重要なポイントでした。この3月はリリース予定だった機種が延期になるなど、新型コロナウイルスの蔓延によって新機種の販売戦略にも狂いが生じ始めました。

【4〜6月】「新型コロナウイルスの影響をもろに」

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4月

緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出を控えるようアナウンスされた4月。ホールの多くが営業を取りやめる中、一部ホールが営業を続け、それをマスコミが連日報道しパチンコ業界への風当たりの強さを実感したのが4月でした。新機種のリリース自体はあったので、ホールの営業再開後ラインアップが変わっていてビックリした方も多いのでは。この4月は前々から注目を集めていた大都技研の『押忍!サラリーマン番長2』が登場しましたが、リリースタイミングが緊急事態宣言中ということもあってか稼働が思うほど伸びませんでした。

5月

5月は『沖ドキ!-30』の入れ替え需要から『沖ドキ!2-30』がかなり売れました。しかし新台設置のタイミングで現存機種の設置期限延長が認められ、ほとんどの地域で『沖ドキ!-30』が7〜8ヵ月の延命となりました。買った手前、2を設置してみましたが、連チャン性の高い前機種が残っている状況で動くはずもなく、すぐに2をハズし前機種に入れ替えるホールが続出。タイミングに振り回された1ヵ月となりました。そんなコロナ禍でしたが、初代のゲーム性を継承した山佐の『パチスロ モンキーターンIV』が目標を上回る販売台数を記録するなど大健闘しました。

6月

緊急事態宣言が解除されてもプレイヤーがなかなか戻ってこないパチンコ業界。当然、ホールの懐事情は厳しく、それまでの休業期間の損失に加え、今後も見通せない状況もあって、これまでよりもさらに新機種を買い控えるホールが多くなりました。そうなれば当然メーカーの販売戦略も練り直しの必要に迫られるわけで、この6月に販売されたのはベルコの『ワンバーS-30』1機種のみでした。

6月に登場した主な新機種

ワンバーS-30(ベルコ)

【7〜9月】「毎月の新機種タイトルは3機種のみ」

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7月

7月にリリースされたのは3機種。最も売れたのはサミーの『パチスロ真・北斗無双』。パチンコで人気のビッグタイトルが初めてパチスロ化されるということで注目を集めてはいましたが、当初の春登場からこの時期へと延期されたこともあってか、販売台数は伸び悩みました。同様に、瞬発力の高い高純増AT機として期待されていたスパイキーの『BLACK LAGOON4』もかなり苦戦を強いられます。

8月

8月の新機種タイトルは7月同様、3機種。本来なら2021年の2月に向け、5号機の入れ替え特需が控えているはずでしたが、設置期限の延長が決まったこともあり売れない状況がしばらく続きます。そんな中でも健闘したのがネットの『ハイパーブラックジャック』。日本が誇るコスプレイヤー「えなこ」をメインキャラに据え、2.5次元パチスロとしてリリース。惜しむらくは、人気ドキュメント番組「情熱大陸」でえなこが取り上げられたのが12月20日だったという点。これが4〜5ヵ月早ければ、販売や稼働にもきっと良い影響を及ぼしたはずでしょう。また、この8月には明るい話題もありました。コナミアミューズメントの『戦国コレクション4』は、演出面だけではありますが初の6.1号機として登場しています。

9月

9月はミズホの『アナターのオット!?はーです』が話題の中心となりました。「ミリオンゴッドシリーズ」から派生した「ハーデスシリーズ」をゆる〜くした機種で、1G純増を抑え初当たりを軽くし遊びやすさを重視したゲーム性です。秋の“凱旋”撤去後は、ゴッドユーザーがこちらに流れてくれることを見込んで多めに導入したホールが多かったように思えます。やはりと言いますか、スペックが高い旧機種が残っている状況では6号機の稼働は伸びず、ホールもプレイヤーも6号機アレルギーからの脱却が急務だということを再認識させられた時期でもありました。出玉面も改善された6.1号機の待望論が日に日に高まっていきます。

【10〜12月】「注目機種は順調に」

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10月

前評判どおりと言いますかサボハニの『吉宗3』が販売台数を伸ばしました。あの吉宗がと言われてもピンとこないくらい初代の登場からだいぶ時間は経ちましたが、蓋を開けてみれば目標を大きく超える販売台数を記録し、さらに増産も。BBが当たれば期待枚数711枚といった出玉感はやはり魅力的です。三洋物産の『笑ゥせぇるすまん絶笑』はパチンコの大ヒット機種『P大工の源さん 超韋駄天』を導入するためにということで、こちらもまた大きくセールスを伸ばしました。

11月

11月は『パチスロ モンスターハンター:ワールドTM』が話題の中心でした。実績のあるタイトルということで登場前から注目度も高く、目標を超える販売台数を記録します。通常時からクエストが発生するなどゲーム性を一新し、BBに突入すれば一撃でかなりの出玉が獲得できるなどかなり尖ったシステムがプレイヤーから高評価を得ました。7月以降、毎月の新機種は3機種だけといった寂しい状況が続きましたが、やっとこの11月に6機種がリリースとなり、久々に新台入れ替えが盛り上がったように思えます。それまでの入れ替えポスターは中古ばかりでしたからね。

12月

春から導入が延期となっていた北電子の『アイムジャグラーEX』がやっと登場しました。6号機初のジャグラーということで、これの成否が今後のパチスロ市場を占うとまで言われましたが、ホールの頑張りもあってか設定状況も良く連日いい動きをしている印象です。ボーナスの枚数が減ってベースが上がっても違和感を感じさせないゲーム性は、長年培ってきた賜物と言えるでしょう。年配層の多いジャグラーファンをうまく引き留められたことで、業界関係者一様に安堵しているところです。

以上、2020年は57機種、販売総数は約40万台(当社調べ)となりました。ここ数年の販売総数を見てみると、前年の2019年が約55万台、前々年の2018年が約42万台、2017年が約75万台と、年々減少傾向が続いたものの2018年で底を打ったと思っていました。2021年の完全6号機時代に向け、2020年は入れ替え特需が発生し、販売総数は伸びると予想されていたからです。しかし予期せぬ新型コロナウイルスという大きな打撃があり、2020年は前年比約73%という大きな落ち込みを記録しました。業界を見続けて約20年。これほど売れなかった年は記憶にありません。

それでも2021年の早い段階で出玉面が進化した6.1号機も登場するので、明るい話題もあります。あと11ヵ月ほどで完全6号機に移行するこの年は間違いなくパチスロ業界のターニングポイントになるでしょう。歴史の転換点、注意深く見ていきたいものですな。

 

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